AppleのARメガネは2020年に登場へ 「Apple Car」は2023年から2025年に投入予定

Appleの自動運転車「Apple Car」の登場は早くて2023年、独自のARメガネの登場は2020年。著名アナリストが最新レポートで伝えた。


今年8月、決算内容が市場予測を上回ったことにより株価が急進し、米企業としては史上初の時価総額1兆ドルに到達したAppleだが、iPhoneやiPad、Macといった既存デバイスだけでなく、今後は次世代デバイスに関する開発にも力を注ぐ。

その中で注目されているのは、自動運転車の「Apple Car(通称)」、そして独自のARメガネだ。これらの製品がいつ登場するのかは不明なままだが、TF International Securitiesの著名アナリストMing-Chi Kuo氏が最新レポートを公開し、これらの未発表製品の登場時期について触れている。

Kuo氏はサービス事業とARメガネ、そして話題の「Apple Car」を通して、将来的にAppleが時価総額2兆ドルに達すると予想するレポートを公開。さらにこのレポートの中で、Apple Carが2023年~2025年の間に、ARメガネが2020年に登場すると予想している。

Apple CarとARメガネに関しては以前から数々の噂が登場してきているが、最も注目するべきはApple Car。Kuo氏曰く、Apple CarはiPhoneに続くスター製品になる可能性が高く、自動車市場に革命をもたらす存在にもなり得るのだという。

その理由は、自動車市場に新技術による大きな交換需要が発生しているから。ちょうど10年前に携帯電話からスマートフォンという新しい製品に需要がシフトしたことによってiPhoneが爆発的に売れたのと同じ現象が起こるとKuo氏は説明している。

また、AppleのAR技術(ソフトウェア技術)は業界内でも優位性があるため、自動運転車市場で差別化を図ることができるということ。

これらを踏まえ、自動運転車を開発しうまく販売できた場合、Appleの企業価値はより一層増す可能性がある。Kuo氏の予想では現在の1兆ドルの倍となる2兆ドルに達するという。Appleのサービス部門が大きく拡大する可能性があるというのだ。

Appleの自動運転車は一時、2020年前後に登場すると予想されていたが、今回のKuo氏の予想では早くて2023年と、市場投入まで5年はかかることになる。まだしばらく時間はかかるようだが、5年なんて意外とあっという間。近い将来、Appleが作った自動車が町中を走り回る様子を見る時代が来るのかもしれない。

ちなみに、Apple Carの開発状況が現在どうなっているのかについては詳細がほとんど不明となっているが、2016年12月にAppleが米運輸省に当てた書簡の中で、自動運転に関する技術の開発を進めていることを明記したことが判明している。

また、同じく2016年には開発チームの配置変えや解雇が相次いでおり、開発が難航していることが伝えられていたが、その後テスラのエンジニアを5年間率いたDoug Fields氏がAppleに帰ってきたことなども明らかになっている。

[ via 9to5Mac ]

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