次期iPhoneに関する情報が徐々に増えてきた。
昨日、次期iPhoneとみられる端末のダミーユニットがリークされたことが話題になっていたが、31日にはさらに新しいダミーユニットが著名リーカーからもたらされている。
次期iPhoneの新しいダミーユニットが公開か
リーク写真を公開したのは、ここ数年で何度も次期モデルに関するリーク情報を提供してきたBen Geskin氏。彼はTwitterで次期iPhoneのダミーユニットを撮影したとみられる写真を投稿した。
This Is Apple’s Next iPhone pic.twitter.com/8igotIodCc
— Ben Geskin (@VenyaGeskin1) 2018年7月31日
今年発売する次期モデルは、5.8インチ有機ELディスプレイを搭載した次期iPhone Xの他に、6.5インチ有機ELディスプレイを搭載した大型iPhone X、そして6.1インチ液晶ディスプレイを搭載したモデルの3種類になると予想されているが、今回の写真に写っているのは6.5インチモデルと6.1インチモデルだ。
左が6.1インチ液晶モデル。同端末は他の上位機種に比べていくらか機能を省く代わりに、価格が手頃な「低価格モデル」という位置づけ。カメラもデュアルではなくシングル。3種類の新型iPhoneの中で最も出荷台数が多いモデルになると予想され、今一番注目の端末だ。
そして、右に写っているのは6.5インチモデル。5.8インチの画面を搭載したiPhone Xよりも大型の画面を搭載する予定で、iPhone Xと同じくデュアルレンズカメラが搭載されるとみられている。性能は次期iPhone Xとほぼ同じとされているが、詳細なスペックに関してはまだ明らかになっていない。
筆者が気になったのは、6.1インチモデルのデザインについて。著名アナリストMing-Chi Kuo氏によると、6.1インチモデルは販売価格を抑えるために、ステンレススチール製のエッジではなくアルミニウムフレームを採用すると伝えられていた。しかし、今回の画像ではステンレススチールのエッジが採用されているようにも見える。
しかも、端末カラーもiPhone Xのようなシルバー(ホワイト)カラーが採用されていることがわかる。6.1インチモデルはiPhone 5cのようなマルチカラー展開になることが予想されており、これまでの情報と合致しない。
そのため、今回Benjamin Geskin氏が公開した写真が本物かどうかは少々怪しいところ。ただし、別の著名リーカーOnLeaks氏も同様のダミーユニットを撮影したハンズオン映像を公開しているため、同端末は用意されている複数カラーのうちのひとつ「ホワイトモデル」なのかもしれない。
少なくとも端末のサイズ感やレンズ周りのデザインはイメージできると思うので、そういった観点で見ると参考になるはずだ。