本日7月4日、Appleは開発者向けに最新ベータ版「iOS 12 beta 3」を公開しているが、同ベータ版の変更点が明らかになっている。
MacRumorsとAppleInsiderによると、以下の変更点があるとのこと。
①純正地図アプリ「マップ」に新デザインが導入(米サンフランシスコのベイエリアのみ)→詳細はこちらの記事へ
②iPad版の「ボイスメモ」アプリのUIを改善
③「設定」アプリ内の「位置情報の共有」項目をユーザーのプロフィール欄に移動
④iPadの通知リスト上部にある「X」を長押しすると、iPadに来た通知を全てクリアできる
⑤写真アプリの「アルバム」セクション内にあるメディアリストが整理され、そのタイプのメディアがない場合、カテゴリの表示はされなくなる。例えばタイムラプスがない場合、タイムラプスメディアタイプはリストに表示されない。
そのほかの細かい修正点(抜粋)
- GPSの不具合を修正
- CarPlayの切断問題が修正
- バッテリー残量の履歴表示で、低電力モード時を示すバーが黄色で表示されるように
これらが現時点で明らかになっている変更点。いずれも「iOS 12 beta 3」をインストールすることで利用できるようになる。
「iOS 12 beta」は開発者向けに公開されているもので、利用するにはデベロッパー登録(有料)が必要。一般ユーザーはもちろんのこと、パブリックベータユーザーも現時点では試すことはできない。
パブリックベータ版に関しては今週中あるいは来週に公開されるとみられる。また、一般ユーザー向けの正式版は今年の秋リリース予定だ。
「iOS 12」は、OSのパフォーマンスが全体的に向上しているほか、AR機能を使って物のサイズを測ることができる「メジャー」アプリやSiriのショートカット機能、通知のグループ化、新しいアニ文字「Memoji」など新機能が多数追加される予定。iOS 12の詳細については、以下のまとめ記事を確認していただければと思う。