LINE Pay、「マイカラー」のアップグレード発表 コード支払いの還元率も最大5%に QUICPayとの提携も明らかに

6月28日、LINE株式会社は事業戦略発表会「LINE CONFERENCE 2018(LC18)」を舞浜アンフィシアターで開催。

同イベント内で新サービス・新製品を複数発表しているが、同時にLINE Payのユーザーインセンティブ制度「マイカラー」のアップグレードを発表している。

「マイカラー」は2018年5月に提供が開始された新しいインセンティブプログラム。LINE Payを多く利用したユーザーに対して多くのインセンティブを還元する仕組みで、グリーン、ブルー、レッド、ホワイトの4色のカラーでアカウントを表現し、段階的にインセンティブを付与する仕組みになっているが、今後は同プログラムの中でコード決済を利用することが「LINE Pay」サービスの利用のなかで最もお得な決済方法になるように優遇していく。

具体的には以下のアップグレードを実施予定。

1. 2018年8月からの1年間、カラーバッジ保有ユーザーを対象に、「LINE Pay」の「コード支払い」利用に限っては、各カラーで定められた「LINEポイント」還元率に3%を上乗せして付与。

グリーンバッジのユーザーはQR/バーコードでの「コード支払い」で最大の5%分を還元、ホワイトバッジはこれまで「LINEポイント」のインセンティブについては0%だったが、「コード支払い」で3%分が還元されるように。

2. 「コード支払い」の利用に関しては、ポイント付与対象の決済金額10万円までの制限を完全撤廃。

また、インセンティブプログラムのアップグレードによって使用するユーザー側にメリットをもたらすと同時に、LINE Payの普及のために店側にもメリットをもたらす。

LINEは「LINE Pay」の導入コストを少なくするために、加盟店(特に中小規模事業者)が決済を導入する際負担になりやすい「初期費用」を完全無料化。本日から「LINE Pay」のQRコード決済に対応する「LINE Pay 店舗用アプリ」の提供を開始する。

「LINE Pay 店舗用アプリ」はQRコード決済が可能な“レジ機能”と「店舗アカウント」と連携することで友だちにメッセージを配信できる“メッセージ機能”を搭載。決済をきっかけにその後の販促まで活用できるようになってリウのがポイントだ。なお、メッセージ配信も可能な決済アプリは業界初。

さらに、2018年8月からの3年間「LINE Pay 店舗用アプリ」の決済手数料を無料化することをアナウンス。LINE Payの決済システム普及に力を注ぐ。

LINEは今回の発表に合わせて、「いまや1人1台に迫る勢いで普及し、生活に欠かせないスマートフォンを通したお金のやりとりを活性化することが、キャッシュレス・ウォレットレスな社会を実現すると信じてこれまで事業を拡大してまいりました。“キャッシュレス元年”と叫ばれる本年中に、スマートフォンおよび「LINE Pay」で支払い可能な箇所を国内100万箇所まで拡大すべく、事業を推進しております。」とコメント。国内100万箇所でLINE Payを使った決済ができるように、普及を進めるとしている。

支払い可能箇所の拡大のため、LINE PayとQUICPayの提携も発表されている。国内約72万箇所の「QUICPay」加盟店でLINE Payを使った支払いが可能になるとのこと。

これによってLINE Payは、「LINE Payカード」「QR/バーコード決済」につづいて、第3のオフライン決済方法として非接触型決済に対応することに。Androidの対応端末を持つユーザーは、スマートフォンをかざして「LINE Pay」アカウント残高から支払いが可能になる。提供は2018年秋以降。ちなみに、iPhoneのApple Payについては対応検討中であるとのこと。

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