今秋、Appleは3つの新型iPhoneを発表しようとしている。
ひとつは6.1インチの液晶ディスプレイを搭載した低価格モデル、そして残る2つは5.8インチ、6.5インチの有機ELディスプレイを搭載した上位モデルとされているが、これらのモデルの違いを比較したレンダリング画像がWylsaで公開されている。これまで多数のリークを提供してきたBen Geskin氏が紹介している。
次期iPhoneを比較したレンダリング画像が公開
噂の新型モデルを並べた画像が上記。左からiPhone Xの次期モデル、6.1インチ型液晶ディスプレイを搭載した低価格モデル、そして一番右が6.5インチの有機ELディスプレイを搭載した「iPhone X Plus(仮称)」だ。
いずれも現行の「iPhone X」と同じデザインが採用され、ホームボタンが存在しないベゼルレスモデルになると噂されているが、わずかに中央の液晶モデルだけベゼルが太くなるとWylsaは指摘している。その理由については示されていないが、低価格を実現するためのコスト削減の結果だろうか。
ちなみに、6.1インチ液晶モデルに関しては、若者向けにポップなカラーが採用された「iPhone 5c」風なデザインになるとの予想も出ているが、今回のレンダリング画像では上位モデルと同じスチール+ガラスパネルの美しい仕上がりになると予想。
iPhoneの本体サイズに関する記述も記載されている。まずは、6.1インチの液晶ディスプレイモデルの大きさだが、こちらは高さ150.91mm×幅75.72mm×厚さ8.32mm。
そして、6.5インチの「iPhone X Plus(仮称)」については、高さ157.53mm×幅77.41mm×厚さ7.68mmになるという。この情報をどこから入手したのかは不明だが、おそらく現在出回っているCADデータなどを参考にしたものと予想される。
ちなみに6.1インチモデルについては、昨日にMySmartPriceと著名リーカー@OnLeaks氏らによって公開された情報と大まかにだが一致している。
Wylsaによると6.1インチ液晶モデルの背面カメラは単眼レンズになるという。つまり、カメラ性能については有機ELディスプレイを搭載した上位モデルと歴とした差が設けられる模様。
このレンダリング画像を公開したWylsaはこれまでリークの実績がないため、今回の情報が本当かどうかは不明となっている。ただし、これまでの情報と一致している箇所も多いため、ある程度真実に近いのかもしれない。