日本時間29日、Appleはドイツ、フランス、カナダで「HomePod」を6月18日に発売することを発表しているが、同時にHomePodの対応言語に「ドイツ語」「フランス語」「カナダ語」が追加されている。
よく見たらカナダ英語も追加されてる!
— NANA (@NANA_CoRRiENTE) 2018年5月29日
これらの言語は、30日未明にリリースされた「HomePod」の新ファームウェアアップデート「HomePod 11.4」で追加された。筆者の環境でも、言語設定を変更して実際にフランス語で話しかけると、ちゃんと受け答えができることを確認できた。
ちなみに、「Hey Siri」はドイツ語、カナダ英語の場合でも「Hey Siri」で起動できるが、フランス語では「Hey Siri」ではなく「Dis Siri」で起動することが可能だ。「HomePod」の設定言語は、iPhoneのSiriの言語設定と合わせる必要があるので、その点に注意していただきたい。
Appleは29日、HomePodをドイツとカナダ、フランスで発売することを発表した。発売日は6月18日で、先行してリリースされたファームウェアアップデートで使用言語が追加された形だ。ちなみに、Appleの発表によるとカナダのフランス語は2018年後半にサポートされる予定であるとのことだ。
「HomePod」のアップデートは、iPhoneの「ホーム」アプリから行うことができる。「HomePod」の項目を長押しすることで、HomePodの詳細設定に移行することができ、そこにファームウェアアップデートが表示される仕組みなっている。
ちなみに、本日リリースされた「iOS 11.4」と「HomePod 11.4」によって、一般ユーザーも「AirPlay 2」「マルチルームオーディオ」機能を利用することができるようになった。ただし同機能を利用するには、「Apple TV」の他に「AirPlay 2対応スピーカー」あるいは「HomePod」が必要で、後者のふたつは日本で発売していないため実質的に利用できる機会はほぼないかもしれない。
ただし、将来的にHomePodが日本でも発売されれば利用できるようになるはずなので、それまでもう少しばかりの辛抱が必要だ。