macOS 10.14の名称は「Mojave」?Appleが複数国で商標を登録

来月4日、Appleは開発者向けイベント「WWDC 2018」で、「iOS 12」や「watchOS 5」といった次期OSを発表するとみられている。

このうち、次期macOSとなる「macOS 10.14」の名称に関しては、すでに様々な憶測が飛び交っている。というのも、これまでAppleはカリフォルニア州にある地名やランドマークをmacOSに付与してきたため、今年もこの法則に従った名称になると予想されているからだ。

もちろん、昨年のように「Sierra」から「High Sierra」など、我々の予想の斜め上を行く可能性も無きにしも非ずなのだが、次期macOSの名称に関するある手がかりが見つかったMacRumorsが伝えている。

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「macOS 10.14」の名称は「Mojave」に?

MacRumorsによると、Appleはカンボジアとフィリピンの2カ国で、以下の名称の商標を登録したことが判明したとのこと。

フィリピン
Mojave / Sequoia / Sonoma / Ventura

カンボジア
Mojave

これら登録された名称は、全てカリフォルニア州の地名。このことからMacRumorsは、これらの中に次期macOSの名称が含まれているのではないか、と指摘する。とりわけ、カンボジアでは「Mojave」のみが商標登録されていることから、次期macOSの名称は「Mojave」になるのかも?

ちなみに、これらの地名は今回カンボジアとフィリピンで商標登録されたわけだが、本国のアメリカではすでに2014年に商標登録が済んでいる状態。この時も、今回同様に次期macOSの名称になるのではないかと予想されていた。

ここ数年でAppleがリリースしてきた、カリフォルニアの地名を付与したOSは以下の通り。

  • OS X 10.10 Mavericks
  • OS X 10.11 Yosemite
  • OS X 10.12 El Capitan
  • macOS 10.13 Sierra
  • macOS 10.14 High Sierra

YosemiteやEl Capitan、そしてSierraは全て「シエラネヴァダ山脈」に関する地名だった。しかしながら、今回商標登録された地名は全て「シエラネヴァダ山脈」から離れた場所になる。

これが何を意味するのか不明だが、深読みするとYosemiteから続く、今のmacOSのデザインが大きく変わるかもしれない。ただ、今年のWWDCで発表される新OSは、マイナーアップデートになる可能性が報じられている。

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ちなみに、「Mojave(モハーヴェ)」はアメリカのカリフォルニア州・ユタ州・ネバダ州・アリゾナ州にまたがる広大な砂漠。「Sequoia(セコイア)」はカリフォルニア州にあるセコイア国立公園。

「Sonoma(ソノマ)」そして「Ventura(ベンチュラ)」は、カリフォルニア州内にあるソノマ群、ベンチュラ群(あるいはベンチュラ市)を指すものと予想される。

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