今年の新型iPhoneは大きさだけでなく、ハードスペック面で選ぶことになることになるかもしれない。KGI SecuritiesのアナリストMing-Chi Kuo氏によると、「iPhone 7 Plus」はデュアルレンズカメラを搭載したモデルが登場すると予想している。
プレミアムモデルを新設で「iPhone 7 Plus」が2モデル化?
今回の情報によると、今年の秋に発売する「iPhone 7 / 7 Plus」は3モデル体制となり、「iPhone 7 Plus」の上位機種としてプレミアムモデルが新設されるとKuo氏は予想しているとのこと。
プレミアムモデルには2~3倍の光学ズームに対応したデュアルレンズカメラが搭載され、同じ5.5インチモデルの「iPhone 7 Plus」との差別化を図る可能性があるようだ。
これまでも噂では、「iPhone 7 Plus」だけフラッシュストレージが256GB、RAMが3GBになるという情報が出ており、「iPhone 7 / 7 Plus」はサイズの違いだけでなく、ハードのスペック面についても選ぶ比較対象になってきそうだ。
ちなみにデュアルレンズカメラの搭載の噂については、昨年発売された「iPhone 6s / 6s Plus」で出ており、結局は採用されなかった経緯がある。2015年4月にAppleがイメージセンサー技術に定評のあるLinX Imaging社を買収したことがきっかけで、高機能カメラの搭載が噂されるようになった。
デュアルレンズカメラがユーザーに与えるメリットは未だ不明な点が多いが、デジタルズーム時に画質が劣化しないことや3D撮影技術にも応用することが可能だとか。また、被写界深度も調節することが可能になり、将来は「iPhoneさえあれば一眼レフカメラなんかいらないよ」という時代が来るかもしれない。
ただデュアルレンズカメラを搭載することで、背面がゴツゴツした印象になるのだけは回避してほしいところだ。
[ via 9to5Mac ]