米Atariは、期待の新型ゲーム機「Ataribox」の名称を「Atari VSD」に改名することを発表した。そして、同ハードの予約受付をまもなく開始することを発表している。
「Atari VSD」は、2017年7月に発表された新型ゲームハード。「Atari2600」を彷彿とさせるノスタルジックな端末デザインが特徴で、主に海外のユーザーを中心に注目されている。
元は「Ataribox」という名称で発売する予定となっていたが、今回の発表で「Atari VCS」に改名されることが明らかになった。「VCS」とは「Video Computer System」の略で、1977年に誕生した同名のゲーム機の愛称「Atari VCS」を新型機にも採用した形だ。同名称を採用した理由は、ユーザーが愛するハードウェア(Atari 2600)に敬意を表したから、とのこと。
The New Atari VCS pays homage to the original game system we all know and love. Packed full of the games you remember growing up with! Which Atari game was your favorite?
— Atari VCS (@TheAtari_VCS) 2018年3月19日
ちなみに、「Atari VCS」は昨年12月の段階で早期予約受付を開始する予定だった(当時はAtaribox)が、Atariのプラットフォームとエコシステムのクオリティを高めるために、発売や予約受付を延期していた。
「Atari VCS」の価格はまだ明らかにされていないが、VentureBeatからの報告によると250ドルから300ドル程度になるとみられている。加えて、具体的な予約開始日や発売日も明らかにされていないが、すでに公式サイトでメーリングリストへの登録を受け付けているため、興味のある方はぜひ登録しておこう。
[ via The Verge ]