「HomePod」修理費用が判明 電源ケーブルは29ドルで店頭修理不可、本体は279ドル

先日米英豪の3カ国で販売が開始されたAppleのスマートスピーカー「HomePod」。同製品の各修理費用が明らかになった。

Appleが公開したユーザー向けサポートページによると、「HomePod」の修理費用は以下のようになっているとのこと(米国の場合)。また、9to5Macが入手した社内通達によると、電源ケーブルの修理費用も明らかになっている。

故障箇所 AppleCare+に加入している場合 AppleCare+に加入していない場合
本体 合計78ドル(修理費用39ドル+AppleCare+への加入費用39ドル) 279ドル
電源ケーブル 29ドル 29ドル

本体修理費用
まず、本体修理費用に関して。本体が故障してしまった場合は279ドル(約3万円)が必要。

ただし、「AppleCare+ for HomePod」に加入している場合については39ドル(約4,200円)で修理可能。「AppleCare+ for HomePod」に加入するには39ドル必要なので、実質78ドルで修理できることになる。

ちなみに、「HomePod」は価格が349ドルなので、修理が必要になった際は、「AppleCare+ for HomePod」に加入していた方がお得と言えるだろう。

電源ケーブル修理費用
また、電源ケーブルの修理費用は29ドル。日本円にすると約3,100円だ。

HomePodの電源ケーブルは、他のApple製品と異なり、本体から外すことのできない仕様になっている。そのため、ケーブルが故障した場合は修理に出す必要がある。

【追記】電源ケーブルは強く引っ張ると取り外しが可能であることが9to5Macの検証で明らかになった。ただし、かなり強めに引っ張る必要があることから、個人で取り外すことはやはりしないほうが良さそうだ。

ただし、電源ケーブルの修理はApple Storeや正規サービスプロバイダでは行うことができず、必ずAppleの修理工場で修理する必要があるとのこと。つまり、もしも電源ケーブルを故障してしまった場合は、Apple Storeに持ち寄ったとしても即日修理することはできず、最低でも数日かかってしまうことになる。

また、ケーブルの修理費用は「AppleCare+ for HomePod」の対象外になる。そのため、同サービスへの加入の有無に関わらず、必ず29ドルの費用が必要になるとのこと。

HomePodのケーブルは、LightningケーブルやiMacの電源ケーブルなどに比べると多少強い素材で作られているようにも見えるが、故障すると手間もコストもかかってしまうことになるため、購入した際には故障させないように丁重に扱いたいところ。

(記事内の日本円表記は1ドル=108円で計算)

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