現地時間8日、Lenovoはスタンドアロン型VRヘッドセット「Mirage Solo with Daydream」を発表した。
「Mirage Solo with Daydream」はPCの接続やスマートフォンの挿入を必要としない一体型HMD。GoogleのVRプラットフォーム「Daydream」に準拠しており、同プラットフォームに準拠したスタンドアロン型VR HMDとしては世界初となる。
開発はGoogleとの共同、価格は400ドル以下になる見通しで、日本での発売については明らかにされていない。
内蔵の5.5型LCD液晶ディスプレイの解像度は2,560×1,440(QHD)で、リフレッシュレートは75Hz。視野角は110度。
搭載されるプロセッサには、QualcommのVR向けSoC「Snapdragon 835 VR Platform」を採用。RAMは4GB、内蔵ストレージは64GBだが、外部ストレージとして最大256GBのmicroSDカードが利用できる。無線機能は、Bluetooth 5.0+BLEとIEEE 802.11a/b/g/n/acに対応する。
VRゴーグルの前面には2つのカメラが搭載。さらに、内蔵のジャイロセンサーと加速度センサーなどを活用し、外部にセンサーを必要とせずにユーザーの動きやポジショントラッキングを検知できるインサイドアウト方式に対応する。
Inside-out方式:HMDにセンサーを搭載しトラッキングする仕組み
Outside-in方式:外部にカメラを設置しトラッキングする仕組み
本体側面には、音量調節ボタンと3.5mmオーディオ端子が用意されている模様。内蔵バッテリーは4,000mAhで、最大7時間の連続駆動が可能だ。
操作は付属のモーションセンサーで行うが、Daydream準拠なので、Daydream Viewに付属するコントローラに似た形状になるとのこと。ちなみに、VR体験は3DoFに対応する。
発売は2018年第2四半期を予定。米国での販売価格は未定だが、400ドル以下に設定されるとのこと。日本での発売については検討中とのことだ。
ちなみに、Lenovoは同時に「Mirage Camera with Daydream」を発表している。同カメラは魚眼カメラを2台搭載しており、180度VR動画を撮影できる。VRコンテンツを作るとなると多くのハードルがあったが、「Mirage Camera」さえあれば誰でも手軽にVRコンテンツを作ることが可能だ。
「Mirage Camera」の価格は300ドル以下。こちらも日本市場への投入は検討中だ。
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