[ img via Hiroyuki Takeda ]
先月、「iPod nano (第6世代)」の修理サポートが終了予定であることが明らかになっていたが、さらに「iPad (第3世代)」の修理サポートが終了してしまうようだ。
Apple StoreとAppleの正規サービスプロバイダに配布されたメモによると、Appleは「iPad (第3世代)」を「ビンテージ製品とオブソリート製品」のリストに加え、修理サポートを終了する予定であるとのこと。MacRumorsが伝えている。
「iPad (第3世代)」の修理サポートが終了へ
今回、修理サポートが終了すると判明した「iPad (第3世代)」は、2012年3月16日に発売したiPadシリーズの第3世代にあたる機種。当時は、初代「iPad」や「iPad 2」と区別するために、「新しいiPad」と呼ばれ、iPadに初めてRetinaディスプレイが搭載されたモデルでもある。
MacRumorsによると、同端末は10月31日に「ビンテージ製品とオブソリート製品」に指定されるとのこと。同日以降は、「iPad (第3世代)」を修理に出すことができなくなる。
Appleの製品は、生産終了からおよそ5年〜7年以上経過するとサポートが終了になる。サポートが受けられるかどうかはApple公式サイトの「ビンテージ製品とオブソリート製品」というサポートページから確認が可能だ。
この中の「ビンテージ製品」は製造中止から5年以上7年未満の製品、「オブソリート製品」は製造中止から7年以上が経過した製品のことを指すのだが、日本ではどちらも「オブソリート製品」としての扱いとなるため、基本的には「ビンテージ製品」に登録された時点でハードウェアサポートを受けることができなくなってしまう。
まだApple公式サイトの「ビンテージ製品とオブソリート製品」ページのリストに「iPad (第3世代)」の名前はないが、10月31日には修理受付が終了するとのことなので、近いうちにリストに追加される可能性がある。もし同製品を使っていて調子が悪いなどの様子が見られるようであれば、早めに修理に出すようにしよう。