iPhone6sの販売数は本当に芳しくないのかもしれない。
残業時間の多さなどで有名な超絶ブラック企業「Foxconn」が、まさかの年末休暇に突入したことがこの度発覚した。
Appleの発注数の引き下げが原因か
「Foxconn」という会社をおそらく聞いたことがある人も多いと思う。台湾に本社を置く同社は、新型のiPhoneの製造などでAppleと業務契約を結んでいる会社で、大量の製造数を受注することが多いため、日夜iPhoneやiPadの製造に励んでいる企業だ。
Wei feng networkは、「Foxconn」は既に年末休暇に突入しており、大半の社員が出社していない模様であると報じている。
今年発売された「iPhone6s / 6s Plus」は先進国以外にも、早い段階で多くの新興国で発売されたこともあり、発売後数週間での販売数が過去最高を記録した。
しかし、その後の販売の勢いは鈍化。最近ではあまり売れ行きが良くないのではないかと囁かれているほどだ。
Appleは「iPhone 6s / 6s Plus」の販売数鈍化を受けて、製造数を引き下げていると指摘されており、その煽りを受けてか、台湾の「Foxconn」は例年よりも早い年末休暇に入っているとのことだ。
「iPhone 6s」はインパクト不足だった
今年発売された「iPhone 6s」はスペックこそ並々ならぬアップグレードが行われており、僕が使っている分にはその進化を存分に味わっているのだが、外見の変更やインパクトのある新機能が不足していることもあり、ユーザーの心を鷲掴みできたかと言えば正直怪しい。
それだけに、今回の「Foxconn」が年内の製造を早めに切り上げたという情報もあながち否定はできないとは思う。ただ、Foxconnの内部事情については特に情報が出ているわけではないので、早めの年末休暇になった理由は実際のところ、不明だ。
本当に受注数が減少しているのかもしれないが、「Foxconn」内の生産スケジュールを前倒しできるような業務の改善を行っている可能性もある。つまり、供給側の会社のスケジュールでは製造数を推し量ることはできないため、この情報だけで「iPhone 6s / 6s Plus」の販売数が鈍化していると断言をすることができないのも事実だ。
実際の販売数については、遅かれ早かれいずれ判明することになるので、それまで楽しみにしておこう。
[ via Wei feng network (威锋网) ]