今週火曜に発表される予定の3つの新型iPhone、「iPhone 8」「iPhone 8 Plus」、そして注目の「iPhone X」。
これらの端末はiPhoneシリーズとして初のワイヤレス充電に対応する予定であることが、すでに多数のリークから明らかになっているが、これを示唆する記述が「iOS 11 GM」に含まれていることが判明している。
「iOS 11 GM」にワイヤレス充電に関する情報が発掘される
発見したのは、開発者のGuilherme Rambo(@_inside)氏。彼は先日から流出した「iOS 11 GM」の解析を続けているが、さらに新しくワイヤレス充電を匂わせる記述を見つけている。
ChargingViewService confirms wireless charging. It will even show some 3D animations when charging (not present in GM tho) pic.twitter.com/JLBd4HQLpS
— Guilherme Rambo (@_inside) 2017年9月10日
上記が発見された記述で、「iOS 11」にはワイヤレス充電と互換性があるかどうかを識別するフレームワーク「ChargingViewService」が含まれているとのこと。
また、Guilherme Rambo(@_inside)氏によれば、ワイヤレス充電を行なった際、iPhoneには特別な3Dアニメーションが表示される予定であるようだ。ただ、流出した「iOS 11 GM」では同アニメーションを確認することはできていないとのことで、このアニメーションが正式版「iOS 11」で表示されるかどうかは不明。
次期iPhoneのワイヤレス充電の仕様に関しては、現状分かっていることが少なく、残念ながら今回流出した「iOS 11 GM」にもワイヤレス充電の仕様についてのヒントは見つかっていない。
次期iPhoneにワイヤレス充電の国際標準規格「Qi」が採用されることが予想されているが、今年8月にはMacお宝鑑定団Blogが、ワイヤレスパワーコンソーシアムに詳しい情報筋からの話として、最大7.5W出力の「Standard Power Profile 7.5W」をサポートすると報じている。前述した通り、情報が少ないため確実視はできないものの、やはりワイヤレスで急速充電をすることはできなさそう。
また、ワイヤレス充電に関しては、発売当初は利用することができず、「iOS 11.1」以降に遅れてアンロックされる可能性も報じられている。少なくともワイヤレス充電の仕様については、Appleからの正式な発表を待つしかなさそうだ。
[ via AppleInsider ]