本日、開発者向けにリリースされた次期tvOSの最新ベータ版「tvOS 11 Beta 7」。同ベータ版については、大きな変更点等は発見されていないが、内部には次期モデルの存在を暗示するファイルが加えられているようだ。
これを発見したのは、iOS開発者のGuilherme Rambo氏。彼は、本日リリースされた最新ベータ版「tvOS 11 beta 7」に含まれるアセットに次期Apple TVのコードネーム「J105a」が存在することを発見。一部のファイル名に”HDR”と記載されていることから、次期Apple TVがHDR画質に対応する可能性が指摘されている。
tvOS 11 Beta 7 contains some HDR assets for model J105A 😇 pic.twitter.com/IH2XdDfrrW
— Guilherme Rambo (@_inside) 2017年8月21日
この「J105」という名称は、今年2月にBloombergが報じていた次期「Apple TV」のコードネーム。同メディアによると、Appleは第5世代の「Apple TV」を開発中で、4K/HDR画質に対応予定であることが明らかになっていた。
そして、今月初めに開発者向けにリリースされた「HomePod」のファームウェア内からも、Apple TVが4K/HDRに対応することを示唆する記述が多数見つかっている。このことから、次期モデルが4K/HDRに対応するのはほぼ間違いないとみていいだろう。
次期「Apple TV」は、早ければ来月にも新型iPhoneの発表イベントで公開されることが予想される。しかし、新型iPhoneが来月に発表されるのかどうかも不明となっている状態で、次期「Apple TV」の登場がいつになるのかは未知数だ。
ちなみに、Bloombergは今年2月の段階で、Appleは2017年内に次期「Apple TV」をリリースする計画と伝えている。
[ via 9to5Mac ]