次のiPhoneではUSB Type-Cが搭載されるかもしれない?そんな噂が中国のSNS「Weibo」で公開されているのでご紹介!
Lightning廃止で、USB Type-Cを搭載か
スマートフォンなどのテクノロジー情報筋からの情報として、現在iPhoneに搭載されているLightning端子が廃止され、新たにUSB Type-Cが搭載される可能性があるとWeiboで指摘されている。
USB Type-C USB 3.1で策定された新しいコネクタで、Lightning端子のように表裏の区別がないため、どちらの向きでも差し込むことができるUSB端子。Appleの「MacBook」で初めて導入され、話題になった。
現在、AppleはiPhoneの薄型化と防水能力の向上を推進中だ。
最近発売された「iPhone 6s / 6s Plus」は「iPhone 6 / 6 Plus」からのマイナーチェンジモデルだっただけにケースの形状変化が伴う、「厚さ」の変更には至らなかった。だが、防水性能に関してはかなりの進歩で、数時間水につけても生きていたという報告があるほど、防水性能は飛躍的に伸びていた(必ずしも水に入れても大丈夫というわけではないが)。
次のiPhoneはメジャーアップデートモデルということもあり、これらの能力を向上させるため、AppleはLightning端子を廃止し、USB Type-Cを搭載することでiPhoneをさらに薄くする予定かもしれないとのことだ。
スペック面では完全有利なUSB Type-C
「USB 3.1 Type-C」の場合、スペック面において、Lightningの上をいく端子であることは間違いない。
最大10Gbpsのデータ転送速度に、100Wの電力供給能力が可能。それに比べてLightningは未だにUSB 2.0にしか対応していないため、これほどの大容量転送は不可なのだ。
テック業界全体がUSB 3.1を推進する中、Appleだけが独自の端子を使い続けていることで、一部ユーザーからは批判的な意見も出ている。
Appleとしてはこれだけ多くのデバイスにLightning端子を使用してしまっているため、簡単に端子を変えるということは難しいと僕は思うが、既にAppleはUSB 3.1 Type-Cを搭載した「MacBook」を発売済みで、もしかすると今後のスタンダードは同端子になるのかもと言われている。
ユーザー目線で考えると、サードパーティ製のケーブルが多数販売される上に、ケーブル単価がLightningケーブルよりも安いこともあり、嬉しい仕様変更になると思う。
次世代iPhoneに搭載されるかについては分からないが、もしUSB 3.1 Type-Cに移行しないのであれば、せめて「USB 3.0」に対応した「Lightning 2」を早く登場させてほしい。
[ via Weibo ]