今秋に発売される新型iPhoneは、4.7インチ/5.5インチモデルのアップグレード版となる「iPhone 7s」「iPhone 7s Plus」、そして有機ELディスプレイを搭載した全く新しいモデル「iPhone 8」の3モデル構成になるという噂が濃厚とされてきたが、やはりそうなる可能性が高そうだ。
NIKKEI ASIAN REVEIWによると、今秋に発売する新型iPhoneは5.8インチの有機ELディスプレイを搭載したモデルを含む3モデル構成になるとのこと。
「iPhone 8」の画面サイズはやはり5.8インチか 価格は1,000ドル超え?
NIKKEI ASIAN REVEIWは、今秋に発売される新型iPhoneについて、液晶ディスプレイを搭載したモデルが2つ、有機ELディスプレイを搭載したモデルが1つの計3モデル構成になると伝えている。
このうち、有機ELディスプレイが搭載されるモデルはプレミアムモデルと言われていた「iPhone 8」。ディスプレイサイズは同メディアが過去に報道していた5インチではなく、5.8インチ。
つまるところ、先日KGI SecuritiesのMing-Chi Kuo氏がレポートしていたサイズと同じということになり、これらの情報の信憑性がまた一段と高くなった。
ちなみに、同氏のレポートでは「iPhone 8」はホームボタンが廃止され、全面がディスプレイ化したモデルになる。全体のディスプレイサイズは5.8インチになるものの、一部にはユーザーがiPhoneを操作するために使う0.65インチの「ファンクションエリア」と呼ばれる領域が搭載されるとのこと。
この「ファンクションエリア」を差し引いた5.15インチの領域が現在のホーム画面と同じものになり、ブラウザやメッセージの閲覧、文字入力などの通常の操作はこの5.15インチのエリアで行うものとみられている。
ファンクションエリア内には「Touch ID」に代わる新しい指紋認証機能が搭載されるという情報もあるが、これについてはまだ確定的な情報は出ていない。
また、NIKKEI ASIAN REVEIWは「iPhone 8」の登場により、今秋発売の3モデルのiPhoneの平均価格が700ドルを超えることも報じている。先日の噂では、「iPhone 8」は1,000ドルを超えるとも言われており、性能の向上とともに “プレミアム” な価格になることは避けられそうにもない。
iPhoneの価格はここ3年で10%ほど高くなってきており、ユーザーとして価格の上昇はあまり嬉しい話ではないが、有機ELディスプレイの搭載や様々な新機能の搭載などを考慮すると、このくらいの価格は妥当なのかもしれない。
[ via MacRumors ]