本日、新型ゲームハード「ニンテンドースイッチ」が発売になっているが、同ゲームハードは持ち運ぶ際のバッテリー持ちが心許ないと心配する声が挙がっている。
「ニンテンドースイッチ」の充電ポートは最近徐々に普及しつつある「USB-C」を採用しているわけだが、その中でも急速充電が可能な「USB-PD」という規格に対応している。
もちろん、USB-Cに対応したモバイルバッテリーであれば充電自体は可能なのだが、「ニンテンドースイッチ」は画面の大きさや処理能力も相まってかなりの電力を消費する。そのため、遊びながら充電することは通常のモバイルバッテリーでは不可能。
しかし、Amazonで販売されているモバイルバッテリーの中で、「RAVPower」というスマホアクセサリメーカーが販売しているモバイルバッテリーを使うと、「ニンテンドースイッチ」を遊びながら充電することができる。同製品について詳しくお伝えしよう!
RAVPowerのモバイルバッテリーは急速充電規格「USB-PD」に対応
結論から言うと、ニンテンドースイッチで遊びながら充電するには「USB-PD」かそれに準ずる出力の充電規格に対応したモバイルバッテリーが必要。そうでないと充電量よりも消費量が多くなり、いずれはバッテリー残量がなくなってしまうからだ。
この「USB-PD」規格に対応している製品はまだそこまで多くないため、実質「ニンテンドースイッチ」を使いながら充電するためには限られたモバイルバッテリーを使うしかない。
現状、Amazonで販売されている「USB-PD」対応モバイルバッテリーは、RAVPowerの26800mAhと20100mAhの2種類のみとなっている。
両製品の違いは、バッテリー容量とそれに伴う大きさと重量だけ。付属品は同じで、値段もほとんど変わらないので、特段重いモバイルバッテリーが嫌でなければ26800mAhの購入をオススメする。
ちなみに、同モバイルバッテリーで「ニンテンドースイッチ」が充電できることはすでに僕の方で確認済みだ。レビューも書いているので、気になる人はこちらからどうぞ。
ただ、1つだけ気をつけてほしいのが、このモバイルバッテリーでニンテンドースイッチを急速充電するには両端がUSB-C端子になっている「USB-C to USB-C」ケーブルが必要であること。こちらは付属品としては同梱されていないので、必要な人は別途購入するようにしてほしい。
また、今回の記事内容と直接的に関係はないかもしれないが、もし「USB-A」ポートからニンテンドースイッチを充電しようとした場合に関しては、安全性の理由から「56kレジスタ(抵抗)」が実装されたケーブルを使用するように任天堂の公式サイトからアナウンスされているので、その点に関しては注意してほしい。
RAVPowerのモバイルバッテリーは現在Amazonで販売中で、26800mAhが6,999円、20100mAが6,899円だ。RAVPowerの製品には18ヶ月+12ヶ月の保証期間もあるので、安心して購入していただければと思う。