昨年日本に上陸したばかりのストリーミング音楽配信サービス「Spotify」は、選曲やサービス面から個人的にはかなり気に入っているサービスの1つなのだが、何やら気になる情報が入ってきた。
The Vergeは、SpotifyがTIDALの「Hi-Fiプラン」のような高音質な音源を提供するオプションの準備を進めていると伝えている。
「Spotify Premium」に5〜10ドルを上乗せすることで利用可能に?
今回判明した「Spotify」の新サービスは、ロスレス音源で音楽を聴くことができるオプション「Spotify Hi-Fi」だ。
先日、Spotifyはごく限られたユーザーに対して同オプションへのアップグレード画面の表示テストを実施。たまたまアップグレード画面が表示されたユーザーが確認したところ、ロスレス音源の音楽を聴くことができるオプションである旨が表示されていたようだ。
同画面下にある「UPGRADE」ボタンを押してプランのアップグレードをしようとしたところ、エラー画面が表示されてしまったとのことだが、アップグレード画面によれば、現在の有料プラン「Spotify Premium」の月額10ドルに5~10ドル/月(日本円にすると550円〜1,100円)を上乗せすることで「Spotify Hi-Fi」が利用できるようになることが予想される。
「Spotify Hi-Fi」が提供される時期や地域は不明となっているが、すでに一部のユーザーにプランの詳細が表示されていることから、近いうちに提供が開始されることになりそうだ。
5ドルなのかそれとも10ドルなのかは気になるところだが、Spotifyで高音質な音楽を楽しみたいという人はアップグレードを検討しておいた方が良いかもしれない。
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