先日、韓国Samsungは「Galaxy Note 7」が相次いで爆発した問題について原因を明らかにしたことをお伝えしたが、その時に「Galaxy」シリーズの新型モデルはこれからも開発し続けることを発表していた。
同社は「Galaxy Note 7」と同じような過ちを繰り返さないためにも、次のスマートフォンには慎重を期すことを明らかにしていたが、その次期フラグシップモデル「Galaxy S8」のリークが登場した。
VentureBeatの筆者である、Evan Blass (@evleaks)氏が「Galaxy S8」のものとみられる実機画像を公開しているので、詳しくお伝えしよう。
「Galaxy S8」は3月29日に発表、4月21日に発売予定
同氏曰く、「Galaxy S8」シリーズは5.8インチと6.2インチモデルが登場する予定で、今回リークされた端末は後者の6.2インチモデル。
本体下部のナビゲーションボタンが廃止され、その分大きなディスプレイが搭載される。スクリーンが本体の85%を占める大画面デザインを採用しており、ベゼルが極狭になるとのこと。画面比率は一般的な16:9ではなく、18.5:9とほんの少しだけ比率が変わり、縦長になる予定。
ホームボタンが廃止になることから、指紋認証はディスプレイの上でできるようになるのかと思いきや、背面に指紋認証センサーが搭載されるとのこと。背面画像のカメラ右隣にあるのが指紋センサーであるようだ。
「Galaxy S8」では、「iPhone 7」のように3.5mmイヤフォンジャックが廃止される見込みだったが、今回のリーク画像ではイヤフォンジャックは健在。また、充電端子がUSB-Cになることが画像からは確認できる。
そして気になるバッテリー容量だが、5.8インチモデルが3,000mAh、6.2インチモデルが3,500mAhと少し少なめ。この点は、「Galaxy Note 7」の爆発問題を警戒しているのだろう。
内部のチップセットは、「Snapdragon 835」と「Exynos」の2種類。販売地域によって、どちらのチップを搭載するかが異なる見込みだ。
Evan Blass氏によれば「Galaxy S8」の発表は3月29日で、4月21日に発売。価格は5.8インチモデルが€799(約97,500円)、6.2インチモデルが€899(約110,000円)になるとのこと。