来年3月に、Appleが新型「iPad」を出す可能性は非常に高い。噂では全てのラインナップが「iPad Pro」に置き換わり、新たに10.5インチモデルが登場する予定であるとの情報が濃厚だが、それとは異なる「10.9インチモデル」の存在が囁かれてもいる。
今回はそれを後押しするような情報が登場した。Macお宝鑑定団Blogは、英Barclaysのレポートで報告されている新型「10.9インチモデル」が登場する可能性が高いことを伝えているので、詳細をお伝えしよう。
10.9インチモデルはベゼルレスになり、ホームボタンが廃止
Macお宝鑑定団Blogは、台湾の情報筋からの話として、Appleは10.9インチのベゼルレス「iPad」を用意しているようだと伝えていて、この端末はFaceTimeカメラがある上部にのみベゼルが残された”ほぼ”ベゼルレスモデルになる可能性があることを指摘。
また、次期「iPhone」で噂されているように、ホームボタンが廃止になることも予想している。
ただ、この10.9インチモデルは現行の9.7インチモデル(例えばiPad Air 2など)と同じ大きさで、ベゼルがなくなった分だけディスプレイが大きくなるとのこと。もちろん、iPad Pro (9.7インチモデル)と同じ大きさになる予定で、厚みは7.5mmに若干厚くなる可能性があるようだ。
この10.9インチモデルに関しては、11月の初旬頃にBusiness Insiderが報道。根拠にしている情報は、英Barclaysの半導体担当アナリストBlayne Curtis氏、株式リサーチ担当ヴァイスプレジデントChristopher Hemmelgarn氏のレポートで、他のメディアの情報(10.5インチモデルの新設)とは違っていたことから、そこまで確度の高い情報だとは思えなかった。
しかし、今回の情報により、10.9インチモデルが登場する可能性も高くなってきた。
実際に10.5インチモデルと10.9インチモデル、どちらが登場するのかは現時点では不明だが、ベゼルレスモデルの登場には期待しているユーザーも多いので、ぜひ実現して欲しいところだ。
ちなみに、12.9インチ「iPad Pro」に関しては、厚みが3mmほど増して7.2mmになるとのこと。そして、「iPad mini 4」の後継モデルとなる「iPad Pro (9.7インチモデル)」に関しては、サイズは全く変わらないとの情報も掴んでいるとのこと。
大きく変わるのは、あくまで9.7インチモデルのみということになりそうだ。また、現在販売されている9.7インチ「iPad Pro」に関しては今回も触れられていないので、廃止か廉価版として販売が継続する可能性が依然として濃厚となっている。
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