Timekettle、新型AI通訳イヤホン「W4 Plus」Makuakeで先行販売。対面通訳からWeb会議、AI議事録まで対応

同時通訳イヤホンや言語間コミュニケーションデバイスを手がけるTimekettle(タイムケトル)は、AI通訳イヤホンの新製品「W4 Plus」の先行予約販売を、応援購入サービス「Makuake」で10月8日午前11時から開始した。

「W4 Plus」は、対面での双方向リアルタイム通訳に加え、海外との電話やWeb会議、音声・動画コンテンツの字幕翻訳まで幅広く対応する通訳デバイス。会話中のリアルタイム要約や、会話終了後のAI議事録作成にも対応しており、通訳から会議記録までを一元的に処理できる。

日本向けモデルでは、これらのAI機能を含めて追加の月額料金なしで利用できる買い切り型として提供する。

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会話の壁をなくし、海外ビジネスを支援する翻訳デバイス

Timekettleは2016年12月に設立され、2026年で10周年を迎える翻訳デバイスの専門ブランド。これまでに、ハンズフリーで対話できる「Wシリーズ」や大人数での会議に対応する「Xシリーズ」などを世界市場に展開し、累計200万人以上が利用している。

従来の一般的な音声翻訳機では、手に持った端末のボタンを押しながら交互に話す方式が主流だった。旅行先での短いやり取りなら問題になりにくいが、5分、10分と続くビジネスのミーティングや商談では、発言するたびに端末を操作することが会話の妨げになりやすい。

そこで同社は、イヤホンを相手と分け合い、互いに向き合ったまま会話できる製品を開発してきた。

「W4 Plus」では、こうした対面での会話に加え、電話やWeb会議、動画コンテンツの視聴、会議後の情報整理まで対応範囲を広げた。通訳だけでなく、会話中の要約や会議後の議事録作成まで一つのデバイスでこなせるのが特徴だ。

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4つの通訳モードとAIによる会話サポート

「W4 Plus」は、片耳あたり約5.7gのイヤホンと、イヤホンを含めて約116.5gの充電ケースで構成される。ケースは中央からマグネットで左右2つに分離できる「Split & Share」構造を採用。ケースごと分けて相手に渡せるため、イヤホン単体を直接手渡す際の心理的・衛生的な抵抗を抑えながら、イヤホンを共有できる。

イヤホン形状は、耳のくぼみに沿わせて装着するインナーイヤー型を採用。耳穴に深く挿入しないデザインのため、長時間のミーティングや対面での通訳時にも圧迫感が少なく快適に装着できる。

フィット感向上のためのウイングチップも同梱

集音部には、発話時の骨の振動から声を捉える骨声紋センサー1基と、2基のマイクを搭載。新開発のノイズ低減技術「VoiceFocusアルゴリズム」と組み合わせることで、カフェや空港など周囲に68~75dB程度の騒音がある環境や、小さな声での発話でも装着者の声を捉えるとしている。社内試験では、騒音環境でも平均90%以上の音声認識精度を確認したという。

「1対1通訳」のデモ

通訳モードは、スマートフォンアプリから4種類を切り替えて利用する。「1対1通訳」は、イヤホンを片耳ずつ装着し、双方がそれぞれの言語で話すと、相手の言葉をリアルタイムで翻訳して伝えるモード。

「切替通訳」は、自分だけがイヤホンを装着し、アプリのボタンで「聞く」「話す」を切り替えながら使う。対面での打ち合わせや講義などを想定している。

「通話通訳」は、海外との電話やZoom、Google MeetなどのWeb会議に対応するモード。相手側に「W4 Plus」や専用アプリを用意してもらう必要はない。利用者がスマートフォンやタブレットで専用アプリを起動して話すと、翻訳された音声が相手に届く。

「音声・動画翻訳」では、海外ニュースやポッドキャスト、講義動画などの外国語コンテンツを再生しながら、画面上に字幕翻訳を表示できる。

(画像提供:Timekettle)

翻訳処理には、同社独自のAI翻訳システム「Babel OS 3.0」を採用する。音声認識から文脈の解析、適切な翻訳エンジンの選択、訳文の出力までを一貫して処理する。

オンライン環境では52言語・106アクセントに対応。通信環境がない場合でも、あらかじめ言語パックをダウンロードしておけば、13組の言語ペアでオフライン通訳を利用できる。

直訳調を抑えて文脈に合わせた自然な表現に整える機能のほか、IT、製造、環境・エネルギー、医療・バイオの4分野に対応する専門用語ライブラリも備える。会話に登場する人物名や文脈を保持し、翻訳の一貫性を保つ機能にも対応する。

さらに、会話中の内容をAIがリアルタイムで要約し、アプリ上で要点を確認できる。会話終了後には、やり取り全体をまとめた「AI議事録」を自動作成し、テキストや音声データとして外部に共有・エクスポートできる。

会話内容の要点をAIがまとめてくれる

これらのAI機能は買い切り型で利用でき、サブスクリプションなどの追加料金は発生しない。

データの安全性にも配慮しており、オンライン通訳時の会話内容はサーバー上に保持しないとしている。通信時と保存時の双方で暗号化処理も行う。

バッテリー駆動時間は、イヤホン単体で3時間以上の連続通訳に対応。充電ケースと併用すれば最大12時間使用できる。

対応OSはiOS 15.0以降、Android 10以降。カラーはスペースブラックの1色を用意する。アプリには、語学学習を支援する「AI言語チューター」機能も搭載する。

Makuakeで先行予約、最安47,599円

「W4 Plus」のMakuakeでの先行予約プロジェクトは、2026年10月8日午前11時から12月7日午後9時59分まで実施する。

一般販売予定価格は67,999円。プロジェクト開始から24時間限定となる10月8日午前11時~10月9日午前10時59分には、30%オフの47,599円で購入できる最安プランを用意する。これに加えて、数量限定の超超早割、超早割、早割や、数量制限のないMakuake限定割も用意する(価格は税込)。

製品は2027年1月末までに順次配送する予定。一般販売は2027年2月初旬頃を予定している。

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