JR東日本、モバイルSuicaの新コード決済「teppay」10月20日開始。2万円の利用上限を突破

JR東日本は10月6日、モバイルSuicaアプリで利用できる新たなコード決済サービス「teppay(テッペイ)」を10月20日11時から順次開始すると発表した。

サービス開始を記念し、11月4日から12月25日まで「みんなでteppay!20%ポイント還元」を実施する。エントリーしたうえで「teppay」を使って税込500円以上のコード決済をすると、決済額の20%分の期間限定「teppayポイント」を付与する。1人あたりの上限は5,000ポイントとなる。

このほか、通学定期券の購入を対象としたキャンペーンや、ビックカメラ、ビューカードとの共同キャンペーンも予定している。

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「teppay」10月20日スタート。ビューカードなら事前チャージ不要、最大30万円に対応

「teppay」は、現在のモバイルSuicaアプリにコード決済機能を追加するサービス。既存のモバイルSuicaユーザーには「teppay」の機能が自動的に付加されるため、専用アプリを新たにインストールする必要はない。

Suica電子マネーでは2万円が利用上限となっているが、「teppay」ではこの上限を超える買い物ができる。マイナンバーカードによる本人確認を行えば、「teppay」残高で最大30万円まで決済可能。さらにビューカードを支払い元に設定した「ビューカード連携支払い」なら、事前に「teppay」へチャージすることなく、クレジットカードの利用限度額まで支払える。

「teppay」へのチャージはビューカードのほか、金融機関、セブン銀行・ローソン銀行での現金チャージなどに対応。今後は「teppay」残高へのオートチャージも検討している。

利用できる店舗も広がる。「teppay」はJR東日本グループの商業施設や「teppay」加盟店に加え、JCBの決済スキーム「Smart Code」に対応する全国170万か所以上の店舗で利用できる。ホテル、百貨店、家電量販店など、従来のSuica電子マネーとは異なる店舗での買い物にも対応する。

なお、Suicaなどの交通系電子マネーは2026年8月末時点で全国約235万店舗以上で利用できるが、Suica電子マネーと「teppay」では利用できる店舗が異なる。

また、モバイルSuicaアプリ内で「teppay JCBプリカ」を発行すれば、「teppay」残高を国内のJCBブランド加盟店でのオンライン決済にも利用できる。

「teppay」では、家族や友人などとの残高の送受信も可能だ。受け取った「teppay」残高は、モバイルSuicaへのチャージのほか、定期券、グリーン券、おトクなきっぷの購入などに利用できる。割り勘やおこづかいの受け渡しといった用途も想定する。

支払いに応じて「teppayポイント」も付与される。「teppay」残高で支払った場合は決済額の0.5%分、「ビューカード連携支払い」では1%分のJRE POINTを付与。「teppayポイント」はJRE POINTへの交換も可能だ。

JR東日本は2027年春に、モバイルPASMOでも「teppay」を開始する予定。モバイルPASMOへの対応後は、モバイルSuicaとモバイルPASMOのユーザー間でも「teppay」残高を送受信できるようになる。SuicaとPASMOのアプリをまたいで残高をやり取りできる仕組み。

加盟店側は、店舗にQRコードを設置して利用者がスマートフォンで読み取る「ユーザースキャン方式(MPM方式)」で「teppay」を導入できる。新たな決済端末を購入する負担を抑えられる仕組みで、JR東日本はモバイルSuicaの利用者を幅広い店舗で「teppay」につなげる考えだ。

JR東日本は「teppay」を、2028年度に登場予定の「Suicaアプリ(仮称)」につながる取り組みの一つと位置付けている。鉄道や少額決済を中心としてきたSuicaの利用範囲を日常生活へ広げる「Suica Renaissance」の一環として、コード決済や残高の送受信、オンライン決済などを追加する形だ。

情報ソース

(画像:JR東日本)

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