本日、Appleはデベロッパー向けに「iOS 10.2 beta 1」をリリースしているが、同ベータ版には複数の新機能が追加されていることが判明した。
これを伝えている9to5Macによると、「iOS 10.2 beta 1」には以下の新機能・新要素が追加されているとのこと。
3つの新しい壁紙が追加
「iOS 10」にはもともと、ターコイズグリーン色の海の壁紙が追加されていたが、これらに加えて赤、青、黄色の雫のような壁紙が追加されている。設定するには、「設定」アプリから「壁紙」を選択しよう。
ビデオアプリ用の新しいウィジェットが追加
ウィジェットに新たに「ビデオ」アプリ用のウィジェットが追加できるようになった。
あまり使う機会が多くないアプリの一つではあるが、もしビデオアプリを頻繁に使う人は同ウィジェットを設定してみてはどうだろうか。
ウィジェットの追加は、ホーム画面を右にスワイプすると「ウィジェット」画面を開くことができるので、その画面の最下層に「編集」というボタンがあるはずだ。こちらをタップすれば追加する「ウィジェット」を選択できる。
カメラ機能の設定を保持することが可能に
ユーザーのカメラセッティングを保存できるようになった。これで毎回、写真撮影する時に設定を見直す必要はなくなる。
また、フィルターや「Live Photo」に関しても同様に設定の保存ができるようになっており、これらの設定を保存するかどうかはユーザーによって設定可能とのこと。
新しい絵文字が追加
Unicode 9.0のアップデート内容に対応した新たな絵文字が追加された模様。これらは「macOS Sierra 10.12.2」や「watchOS 3.1.1」で追加されたものと同じものになっているとのこと。
メッセージのスクリーンエフェクトに新しく「Celebration」が追加
メッセージアプリに新たに追加された背景にエフェクト、新たに「Celebration」という項目が追加されたとのこと。
アクセシビリティに「Press and Hold to Speak」という項目が追加
アクセシビリティ内に新たな設定が追加されている。ホームボタンを押しっぱなしにした時に起動する項目を変更することができるとのこと。
変更できる項目は、「Siri」か「Voice Control」か「Off (何も起動しない)」から選択可能なので、「Siri」を使うことがない人は誤作動を避けるために「Siri」の起動をオフにすることもできるはずだ。
「ミュージック」の設定に、新たに「Show Star Ratings」のオプションが追加
設定アプリの「ミュージック」内に、新たに「Show Star Ratings」という項目が追加。音楽のレーティングを表示させることができるものと思われる。
また、ステータスバーを見ていただけたら分かると思うのだが、ワイヤレスヘッドフォンを接続した時に、Bluetoothマークの左にヘッドフォンのマークが入るようになったようだ。
以上が現在判明している「iOS 10.2」の変更点だ。結構多いので、今後「iOS 10.2」の正式版が出る前に変更点はマスターしておこう。また、パブリックベータ版も間も無く登場すると思うので、こちらも要チェックだ。