「Ray-Ban Meta (Gen 3)」本日発売、カメラやAI、音声機能を強化。音楽・通話特化の「Ray-Ban Meta Audio」も新設

MetaとEssilorLuxotticaは9月24日、年次カンファレンス「Meta Connect 2026」において、スマートグラスの新ラインアップを発表した。

今回の発表では、従来のAIグラスを高性能化するだけでなく、用途やスタイルに応じて選べる製品群を広げている。フラッグシップモデルの「Ray-Ban Meta (Gen 3)」に加え、オーディオ機能に特化した新カテゴリ「Ray-Ban Meta Audio」を投入。さらに、「Meta Glasses」の秋コレクションとLISAやカイリー・ジェナーとのコラボレーションモデルも発表された。

Meta Connectに先立って実施された報道関係者向けプレビューでは、「Style & Creativity」「Lifestyle & Culture」「Performance & Active Lifestyle」の3つのテーマに分けて製品が展示。新ラインアップを一足早くチェックしてくることができた。

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「Ray-Ban Meta (Gen 3)」は何が変わった? デザインからカメラ、音声機能まで強化

「Ray-Ban Meta (Gen 3)」は、MetaとRay-Banが共同開発したAIスマートグラス「Ray-Ban Meta」の次世代モデルにあたり、カメラやAI、通話などを含めた総合的な機能を強化している。

本体は従来のGen 2よりテンプル部分をスリム化し、技師による調整が可能なテンプルチップを搭載したことで、装着時の快適性を高めた。バッテリー駆動時間は最大9時間で、Gen 2から1時間延びている。

側面には「アクションボタン」を搭載。カメラボタンに近い操作感で、ワンタップでMeta AIへアクセスできるほか、好みの操作を割り当てることもできる。電源スライダーの近くに配置されており、グラスを外さずに直感的に操作可能だ。

カメラは12MPで、3K Ultra HD動画の撮影に対応する。複数のフレームから最適な1枚を選べる「ダイナミックフォト」も新機能として加わった。

音声関連では6マイクアレイを搭載し、バックグラウンドノイズを90%以上カットする。強風の中や人の多い場所でも、通話や音声コマンドを利用しやすくするための強化だ。

さらに、今後は一般消費者向けデバイスとして初めて「Dolby Atmos」による空間音声の録音・再生にも対応する予定。動画撮影時に周囲360度の立体的な音を収録でき、映像だけでなく、その場の音まで含めて記録できるようになる。なお、これは既存モデルもアップデートで利用できるようになる予定だ。

「Ray-Ban Meta (Gen 3)」の日本国内価格は7万8980円(税込)から。9月24日から日本を含む各国で販売を開始する。

フレームは、定番の「Wayfarer」にラージサイズを加え、キャットアイ型の「Zena」も用意する。さらに、Ray-Banのフレーム誕生90周年を記念して「Aviator」がAIグラスとして初めてラインナップに加わった。

90周年記念限定版の「Aviator」は、ヴィンテージ調のMilky BeigeフレームにTransitionsレンズを組み合わせたモデルで、価格は10万3180円(税込)。期間限定で販売する。

また、この秋には「Ray-Ban Meta Optics」の期間限定カラーも登場する。オーバーエクステンションヒンジ、調整可能なテンプルチップ、交換可能なノーズパッドを備え、長時間の装着を想定したモデルだ。

新色として、「Blayzer Optics」にはShiny Brick BrownとShiny Transparent Ocean Blue、「Scriber Optics」にはTransparent Dark Oliveを追加する。

販売地域も広がる。本日からカナダでは、meta.comを通じて「Ray-Ban Meta」、「Ray-Ban Meta Optics」、「Oakley Meta」、度付きレンズ対応の「Meta Glasses」を注文できるようになった。

さらに2026年後半には、トルコ、ポーランド、ポルトガル、イスラエル、南アフリカ、インドネシア、タイ、香港、ニュージーランド、マレーシア、マカオ、フィリピンでも、「Oakley Meta」、「Ray-Ban Meta」、「Ray-Ban Meta Optics」の販売を開始する予定だ。

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音楽や通話に特化した「Ray-Ban Meta Audio」登場。「Meta Glasses」コラボモデルも拡充

今回の発表で新たなカテゴリとして登場したのが「Ray-Ban Meta Audio」だ。AI機能やカメラを搭載する「Ray-Ban Meta」とは異なり、音楽再生や通話を中心とした使い方に焦点を当てている。

背景にあるのが、スマートグラスにおけるオーディオ利用の多さだ。Metaによると、AIグラスで最も利用頻度が高い機能のひとつがオーディオであり、音楽や通話を中心に使うユーザーに向けて「Ray-Ban Meta Audio」を新設した。

重量は43gで、Metaのスマートグラスとして過去最軽量。テンプルもスリムに設計されている。調整可能なテンプルチップやノーズパッド、オーバーエクステンションヒンジを採用し、長時間の装着を想定した作りになっている。

バッテリー駆動時間は最大12時間で、今回発表されたラインアップの中では最長となる。充電ケースを併用すれば最大48時間使用できる。

フレームはレトロなデザインの「Clubmaster」と、クラシックなレクタングル型の「Burbank」の2種類。カラーとレンズの組み合わせは計23通りを用意し、度付きレンズにも対応する。

米国では349ドルからで、9月24日から予約受付を開始し、10月13日から出荷する。日本では2027年の発売を予定している。

このほか、会場では「Meta Glasses」の秋の新コレクションの展示も行われた。

LISAとの共同デザインによる「Meta Glasses by LISA」では、「Meta Adventurer LISA Edition」と「Meta Capri LISA Edition」の2モデルを展開する。テンプル先端やケースにはカスタムのスターマークをあしらい、LISAの愛犬・愛猫から着想を得た特別ケースチャームも用意。会場には猫や犬をモチーフにした14種類のチャームが展示されていた。

さらに、グラスでアンロックできる限定デジタルフォトカードも付属する。Moonlit SkyフレームとBlushレンズを組み合わせた「Meta Adventurer LISA Edition」、Eclipseフレームとグレーレンズを組み合わせた「Meta Capri LISA Edition」をラインナップし、価格はいずれも6万8200円(税込)。

カイリー・ジェナーとのコラボレーションモデル「Meta Glasses by Kylie Jenner」では、人気モデル「Starfire」にIvoryカラーを追加。こちらも6万8200円(税込)となる。

新フレーム「Capri」

通常ラインには「Capri」「Nova」という2つの新フレームも加わった。また、ブラックフレームとグレーレンズにプラグインケースを組み合わせた「Meta Adventurer」も登場する。価格は4万2680円(税込)で、10月23日から日本を含む各地域で発売する。

Metaは年末までに、「Ray-Ban Meta」、「Oakley Meta」、「Meta Glasses」の3ブランドを通じて100種類以上のスタイルを展開する計画だ。今回の発表では、AIグラスとしての機能を高めた「Ray-Ban Meta (Gen 3)」だけでなく、オーディオ用途に絞った「Ray-Ban Meta Audio」や、ファッションブランドや著名人とのコラボレーションモデルまで一気にラインアップを広げた形だ。

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