
Adobeは9月25日、AIムードボードアプリ「Firefly ボード」の一般提供を開始した。
これに伴い、新たにビデオモデルのRunway AlephとMoonvalley MareyがFirefly ボードに搭載されたほか、「プリセット」「画像内のテキストを編集 (Beta)」「画像について説明」の3つの新機能が追加されている。


「プリセット」は、あらかじめ用意されたスタイルを利用して画像を生成できる機能で、製品の可視化やキャラクターの作成、ファッションのバーチャル試着などをワンクリックで試すことができる。Adobe Fireflyやパートナーモデルによって実現されており、試行錯誤を始める出発点として役立つ。

「画像内テキスト編集」は、ビジュアルに含まれる文字を直接置き換えたり更新したりできる機能で、Adobe Fireflyボードを離れることなく修正が行える。素早い試行や即時の調整に向いており、作業の効率を高める。

「画像について説明」は、選んだ画像を自動的に解析し、プロンプトとして使える説明を提示する機能だ。これにより、適切な言葉を探す手間を省き、既存のビジュアルをそのまま発展させたり新しいインスピレーションにつなげたりできる。
また、これらの追加に加えて、Adobe Fireflyのサブスクリプションプランにも変更が加わる。新たに提供されるFirefly Standard、Firefly Pro、Firefly Premiumの各プランには、Adobe Photoshop (Webおよびモバイル版) やAdobe Expressプレミアムプランが含まれる。料金の詳細はこちらのページから確認可能だ。
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(画像提供:Adobe)