
FCNT合同会社は、「FCNT 2025年夏 新製品発表会」を開催し、2025年8月下旬以降に発売予定の新型スマートフォン「arrows Alpha」を発表した。公開市場モデルの価格は税込8万円台を予定。
国内キャリアでは、NTTドコモから「arrows Alpha F-51F」が同じく8月下旬以降に発売予定だ。
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arrows最新モデルが2025年夏に発売へ

「arrows Alpha」は、arrowsシリーズの最上位モデルとして位置づけられる新型スマートフォン。高性能なチップセットとAI、カメラ、耐久性、バッテリー寿命のすべてを強化し、「長く安心して使える」ことをコンセプトに設計されている。

ディスプレイは約6.4インチの有機ELで、最大144Hzのリフレッシュレートに対応。高輝度・高解像度に加え、ブルーライトを抑える「Eyecare」機能も搭載し、長時間の使用時にも目の負担を軽減する。
堅牢性にも力を入れており、米国防総省のMIL規格23項目に準拠。IP69の防水・防塵性能を備え、1.5mの高さからコンクリートに落としても画面が割れにくい構造となっている。
プロセッサにはMediaTek製のハイエンドSoC「Dimensity 8350 Extreme」を採用し、グラフィック処理やAI演算を高速にこなす。RAM容量は12GB、ストレージ容量は512GBで、最大2TBまでのmicroSDカードも利用可能だ。
加えて、Googleの生成AI「Gemini」と、端末操作をサポートする独自の「arrows AI」をダブルで搭載。たとえば、「海外でこのまま使うにはどうすればいい?」といった質問に対して、設定方法を対話形式で案内するなど、スマートフォンに不慣れなユーザーにも扱いやすい体験を提供する。
2025年秋冬には、LINEなどの通知をAIが要約して伝える機能や、文字や画像からオリジナル壁紙を生成する機能の追加も予定されている。

バッテリーは5,000mAhと大容量で、1回の充電で2日間持つ設計。付属の90W充電器を使用すれば、わずか10分で40%、35分でフル充電が可能だ。
さらに、独自の充電制御技術により電池の劣化を抑え、5年後でも初期容量の80%を維持するとしている。また、充電中はバッテリーを経由せずに本体に直接電力を供給する「ダイレクト給電」機能も備える。

カメラは、ソニー製の1/1.56インチセンサー「LYTIA・LYT-700C」を搭載した約5030万画素の広角メインカメラに加え、超広角およびインカメラにも約4990万画素センサーを採用。AIによる背景ぼかし、目つむり補正、動体補正、逆光補正、最大10倍のデジタルズームなど、高度な画像処理機能を備える。写真はもちろん、ビデオ通話や自撮りも高画質で記録できる。


環境への配慮も特徴で、背面パネルには再生プラスチック、フレームには再生アルミニウムを使用したことで、部品総重量の約60%がリサイクル素材となっており、国内のスマートフォンとしては数少ないエコマーク商品として認定された。加えて、端末表面はアルコール除菌や水洗いも可能で、清潔な状態を保ちやすい。
健康管理機能として、自律神経の状態を指先で測定し、生活習慣改善のアドバイスを受けられる機能も搭載。スマートフォンを通じて、日々のコンディションを見直すきっかけも提供する。

ソフトウェア面では、OSバージョンアップ3回、セキュリティおよび機能アップデートを最長5年間保証。長く使える安心設計が徹底されている。OSはAndroid 15で、カラーバリエーションはホワイトとブラックの2色展開となる。
本製品の発売にあわせて、ドコモでは対象期間中に「arrows Alpha F-51F」を予約・購入して応募したユーザー全員に最大15,000円相当のdポイント(期間・用途限定)を還元するキャンペーンを実施する。詳細は公式キャンペーンページから。
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