堀井雄二 ✕ 金城宗幸が友情破壊&転生すごろくゲーム制作、2026年にスイッチで発売へ

株式会社Anyは4月30日、新作ゲーム『転生ゲーム (仮称)』を2026年にNintendo Switchで発売すると発表した。

『転生ゲーム(仮称)』は、「ドラゴンクエスト」 シリーズの生みの親・堀井雄二氏と、『ブルーロック』『神さまの言うとおり』の原作者・金城宗幸氏が初めてタッグを組む注目作。

本作の開発・販売は、RPGファンにはおなじみ『スーパーマリオRPG』や『ドラゴンクエスト』シリーズで知られるアルテピアッツァが担当。企画・プロデュースを株式会社Anyが手がけ、ジャンルとしては「友情破壊すごろく」を掲げる異色のボードゲームとなっている。

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「友情破壊」がテーマの転生すごろく

『転生ゲーム(仮称)』は、「転生」「カルマ」「運命」という三つのキーワードを軸に、プレイヤー同士が蹴落とし合いながら転生を目指すボードゲーム。舞台は死後の世界「リンネ界」。そこで繰り広げられるのは、カルマを武器に他者を妨害し、裏切り、友情を壊しながら勝利を狙う心理戦だ。

ゲームのコンセプトは「絶対に友達と仲が悪くなるゲーム」。『桃太郎電鉄』や『人生ゲーム』のような“笑って済ませられる裏切り”の一線を越えた、笑いと緊張の交差する体験を目指している。昨今のゲーム実況・SNS文化とも親和性が高く、「やればやるほど盛り上がる“ぐちゃぐちゃ”なゲーム体験」を目標に掲げる。

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強力なクリエイター陣が集結

プロジェクトには名のある面々が名を連ねる。まず、堀井雄二氏は本作開発におけるアドバイザーとして参加する。「ゲーム実況が面白くなるゲームを作りたい」という現代の潮流に惹かれたと語る。

一方、企画原案を手がけた金城宗幸は「すごろくを作るなら死んで生まれ変わるために蹴落とし合うゲーム」と構想。彼らが “競争” と “裏切り” をどのようにゲームデザインへ落とし込むのか注目だ。

キャラクターデザインには、『ドラゴンクエスト』のグラフィックにも関わってきた眞島真太郎氏が起用され、キャラクター原案は金城宗幸氏が担当。舞台となる「リンネ界」には、プレイヤーの精神を揺さぶる個性的なキャラクターが登場する予定だ。

また、人気YouTuber・コヤッキー氏がプロジェクトディレクターとして参加し、IP戦略およびEC連携には統合コマースプラットフォーム「ecforce」を展開するSUPER STUDIOが協力。ゲームにとどまらず、アニメ、グッズ、TikTokといったクロスメディア展開も同時に進行している。

『転生ゲーム(仮称)』は、2026年にNintendo Switch向けに発売予定。販売形態はダウンロード専用で、価格は未定。対応言語は日本語のみ。

ゲーム本編の続報は、公式SNSや特設サイトを通じて今後順次発表される予定。また、短編アニメやリアルイベントなど、今後のIP展開の動向にも注目しておきたい。

©Any/ArtePiazza All Rights Reserved.
(画像:株式会社Any)

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