Google、Pixel 7aにバッテリーが膨張する問題。修理プログラムが提供開始、最大456ドルを支払うオプションも

Googleは、Pixel 7aの一部においてバッテリーが予期せず膨張する可能性があるとして、「Google Pixel 7a 延長修理プログラム」を実施すると発表した。

対象となる端末に対しては、無料のバッテリー交換が1回提供されるほか、条件に応じて最大456ドル(約6万5千円)を支払うなど、複数のオプションも用意されている。

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Google、Pixel 7aの延長修理プログラムを実施

同社の説明によると、今回の問題は一部のPixel 7aに限られており、すべての端末が対象になるわけではない。問題が発生している端末では、スマートフォンの厚みが通常より増していたり、バックカバーが膨らんでいたりといった物理的な異常が確認できる。また、バッテリーが急速に消耗したり、まったく充電できなくなるという報告も寄せられている。

この延長修理プログラムの対象となる端末は、Googleが提供する登録ページから対象かどうかを確認し、所定の物理的検査を受ける必要がある。問題が確認された場合には、Googleが指定する修理センターに持ち込むことで、バッテリーの無料交換が実施される。ただし、バッテリーの在庫がなくなり次第、プログラムは終了となる。

日本においては郵送修理には対応しておらず、ユーザーはGoogleの正規サービスパートナーである「iCracked」などの修理センターへ端末を持ち込む必要がある。iCrackedでは、Google純正のパーツを使用した修理が提供されており、非正規業者による修理で問題が生じるリスクを避けることができる。

なお、バッテリー交換を希望しない、あるいは修理センターに持ち込むことが難しいユーザーには、Googleが提供する緩和対応オプションを選択することも可能だ。

保証対象外の端末の場合、200ドルの現金または300ドル相当のGoogleハードウェア製品の割引コードを受け取ることができる。保証対象であれば、456ドルの現金支払いが提供される。いずれのオプションも、申請後に変更することはできない。

さらに、2025年1月30日以前に自己負担でPixel 7aのバッテリーを交換していたユーザーについては、Googleから200ドルの補填を受け取れる可能性もあるとのことだ。

登録や申請に関する詳細は、Googleの公式サポートページを参照いただきたい。

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(画像:Google)

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