先日、dodocoolの「dodocool USB充電器 急速充電 40W 5ポート」を使うと、家族みんなでスマホを充電できることをレビューとしてお伝えしたが、Qualcommの「Quick Charge 3.0(以下、QC3.0)」対応のスマホを持っている人には、同製品よりも便利なものがある。
本日紹介するのは、「dodocool USB充電器 急速充電 60W 5ポート」という製品で、「QC 3.0」に対応したハイコスパ充電器だ。以下、レビューをお届けしよう!
コンパクトさなら40Wモデル、充電性能なら60Wモデル
本日紹介する「dodocool USB充電器 急速充電 60W 5ポート」は、先日紹介した40Wのものよりも1つ上のグレードの製品だ。
具体的に何が違うのかというと、ポートの一部がQualcomm製の急速充電規格「Quick Charge 3.0」に対応しているという点。そのため、「QC 3.0」に対応した端末が、一つでも手元にあるなら、こちらの製品をオススメしたい。まずは製品を開封していく。
こちらが、「dodocool USB充電器 急速充電 60W 5ポート」の外箱、dodocoolの定番のパッケージでとてもシンプル。中には充電器本体の他に電源ケーブルが同梱されていた。
せっかくなので、今回紹介する「dodocool USB充電器 急速充電 60W 5ポート」と前回紹介した「dodocool USB充電器 急速充電 40W 5ポート」を並べて撮影してみた。
右が「dodocool USB充電器 急速充電 60W 5ポート」で、どちらもほぼ同じデザインとなっている。本体の表面は光沢のあるプラスチック素材で作られていて、白が基調のデザインが特徴的。
両モデルの外見上の違いは、やはりその大きさ。60Wの方が電源が大きいからなのか、サイズとしては一回り大きく、40Wのものより少しばかり厚く作られている。充電器にコンパクトさを求める人は、40Wの小さい方を購入する方が無難かもしれない。
「dodocool USB充電器 急速充電 60W 5ポート」は、名前の通りUSB充電ポートを5つ備えているが、40Wのものに比べて電源のキャパシティが大きい。タブレットやQC3.0に対応したスマホなど、より電流を多く流せる端末を接続するために作られた製品だ。
5ポートのうち2つは「QC3.0」に対応したポートで、QC3.0に対応したスマホが2台同時に充電することができる。「QC3.0」に対応したポートは下から二つの緑色のポート。
ちなみに、「Qucik Charge 3.0」をご存知でない方のために少し解説しておくが、この規格は従来のQC2.0やQC1.0よりも早く充電ができるように設計されたもので、まだ採用されている端末は多くないが、今後のスタンダードになる可能性が高い充電規格。僕の持っているQC3.0対応スマホはギュンギュン充電できていたので、性能は申し分なし。
残念ながら、iPhoneなどiOS端末はこの規格に対応していないので、超高速充電には対応していないが、「dodocool USB充電器 急速充電 60W 5ポート」のポートは全てが急速充電に対応しており、それぞれの端末に合わせた電流を流すことができるので、iOS端末であっても安心して使うことができる。
充電が完了したら、自動で充電をストップさせる機能が付いているので、過充電を起こしたりはしないなどの安心仕様も。
電源の供給は製品本体の背面に電源プラグ付コードを接続できるので、あとは電源プラグを家のコンセントに差し込むだけ。電源プラグが巨大なタイプではないので、コンセント周りのスペースを無駄に食ったりしないのは非常に良い点だ。
同製品は5つも充電ポートがあるため、同時に5台のガジェットを充電することができる。家族で使うもよし、旅行先で持って言ってスマホと一緒にタブレットやデジカメのバッテリーを充電してもよし。先ほど試してみたが、PS4のコントローラー「DUALSHOCK 4」も充電できた。
コンパクトさでは「dodocool USB充電器 急速充電 40W 5ポート」に分があるわけだが、充電の性能に関しては完全に「dodocool USB充電器 急速充電 60W 5ポート」の方が上。ましてや手元にQC3.0に対応した端末を持っているなら、なおさらだ。
もし多くの充電ポートを備えた急速充電器を探しているなら、「dodocool USB充電器 急速充電 60W 5ポート」はオススメだ。価格はAmazonで2,299円となっている。
ちなみに、メーカーのdodocool社から同製品を安く買える限定クーポンを提供していただいている。こちらは2016年10月31日まで使用できるクーポンで、現在の価格から15%オフで購入することができる。クーポンコードは「FVHAQUI6」なので、コピー&ペーストで使用してほしい。