「ドンキーコングのクレイジー・トロッコ」 にひと足早く乗車。途切れた線路をジャンプしながら疾走するトロッコは爽快感バツグンだ

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは、「スーパー・ニンテンドー・ワールド」 の新エリア 「ドンキーコング・カントリー」 をいよいよ明日12月11日にオープンする。

本エリアのオープンに先立ち、報道陣向けの先行体験会が実施され、目玉である新ライド 「ドンキーコングのクレイジー・トロッコ」 をひと足早く体験してくることができたので、本稿で紹介したい。

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息をつく間もないほどドキドキハラハラのコースターは、何度でも乗りたくなる爽快感を味わえる

「ドンキーコングのクレイジー・トロッコ」 は、ドンキーコングとディディーコングと一緒に、ティキ族からゴールデンバナナを守るミッションに挑むライド・アトラクション。たるから飛び出して、障害物を交わしながらトラックをジャンプして激突する、没入型のコースターだ。

本アトラクションは、「ドンキーコング・カントリー」 エリアにそびえ立つ 「黄金のしんでん」 から乗ることができる。「黄金のしんでん」 は入り口から真っ直ぐに進んだ先にあり、迷うことなくアクセスできるはずだ。

「黄金のしんでん」 の入り口は 「さるカミさま」 の像が目印。その横を通り過ぎるようにして内部に入っていく。ここから先がライドの待機列になるようだ。

ちなみに、「黄金のしんでん」に入る前にぜひ注目してほしいポイントが、エントランス前の足元に残されたドンキーコングの足跡だ。当たり前と言えば当たり前かもしれないが、改めてその大きさを見ると「ドンキーコングって本当に大きいんだなあ」と実感させられる。

内部に入って進んでいくと、コングたちの長老のような存在であるクランキーコングと、オウムのスコークスに遭遇。どうやらティキ族がゴールデンバナナを狙っているらしく、この先のトロッコに乗ってゴールデンバナナを守ってほしいとお願いされる。

話の内容も重要だが、それ以上に、ゲームやアニメの中でしか見たことがないクランキーコングとスコークスが、まるで生きているかのように目の前で動く姿に感動した。「自分が本当にドンキーコングの世界にいるんだ」 と思わず実感してしまう瞬間だった。

「黄金のしんでん」 内部には、入り口にあったような像をはじめ、太古の昔に描かれた謎の壁画などがずらりと並んでいる。謎の壁画は初代ドンキーコングのステージを模していて、ライドに乗る前からドンキーコングの世界観を楽しむことができる。

上記がゲストたちが乗る4人乗りのトロッコ。『スーパードンキーコング』で登場したマインカートコースターを彷彿とさせる形状をしていて、小さい頃にハラハラしながらプレイした記憶が蘇ってきてなんとも懐かしい気持ちに。

いよいよコースターに乗車。「黄金のしんでん」 の外に飛び出し、ディクシーに見送られながらゴールデンバナナを守る冒険へ出発だ。

ディクシーと遭遇し、ほっこりしたのも束の間、トロッコは一気に駆け上がりファーストドロップ。いきなり線路が途切れていてトロッコもろとも落下……するかと思いきや、無事奥のレールに着地してそのまま猛スピードでトンネルの中へ。

トロッコが進むレールは電車のように整備されたものではないため、左右にガタガタと激しく揺れながら猛スピードで進んでいく。急カーブでは車輪が軋む音が聞こえたりして、まさにゲームに登場するトロッコステージのようなスリル満点のコースター体験を楽しむことができる。

途中、トロッコに乗ったドンキー&ディディーと遭遇したり、障害物を避けたりとドキドキ、ハラハラな展開が続く。

セカンドドロップはより激しく、途切れた線路を左右に移りながらやり過ごし、どうにか脱出したかと思いきや今度はトンネルの中を一気に下りながら疾走。息をつく暇のないくらいハチャメチャな展開に、最後までワクワクすることができた。

今回は強めの雨が降る中での体験となったため、乗車エリアに帰ってきた頃には身体のあちこちがびしょ濡れに。雨の日に乗る場合はカッパなどの雨具は必須と言えるだろう。また、途中で水をかぶる場所もあったりするので、濡れたくない場合は晴れの日でもカッパを着たり、濡れると困るものはカバンの中などにしまっておくことをオススメする。

ちなみに、コースターと聞くとふわっとした浮遊感が怖いと感じるかもしれないが、「ドンキーコングのクレイジー・トロッコ」 は強い浮遊感を感じることはほとんどなく、どちらかというとスピードによる爽快感が勝るアトラクションだと感じた。お子さんと一緒でも楽しく乗ることができるはずだ。なお、お子さんと乗る場合は107cm以上の身長制限が設けられている点には留意していただきたい。

以上が 「ドンキーコングのクレイジー・トロッコ」 のファーストインプレッションだ。さまざまな仕掛けのなか目まぐるしくトロッコが進んでいくため、一回の乗車ではおそらくすべてを追い切ることはできないだろう。

本稿で触れたギミックはほんの一部に過ぎず、このエリアの目玉アトラクションということもあり他では味わえないユニークな仕掛けがふんだんに盛り込まれている。どんな体験が待っているのか、ぜひ実際にトロッコに乗ってその魅力を確かめてほしい。

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NintendoUSJ取材
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