現地時間8月1日、Appleは2024年第3四半期 (2024年4~6月期) の決算発表を行った。
同四半期の売上高は857億7700万ドル (約12兆8125億円) で、前年同期比4.9%増。純利益は214億4800万ドルで前年同期比7.9%増。1株あたり利益は1.40ドル。参考情報として、昨年同期 (2023年第2四半期) の売上は817億9700万ドル、純利益は198億8100万ドルだった。
新型iPadが好調。2四半期振りの増収増益もiPhoneの売上はやや減速
各製品の売上高、会社全体の売上高・純利益 (および増減) は以下表のとおり。
総売上高 | 857億7700万ドル ( +4.9% ) |
---|---|
純利益 | 214億4800万ドル ( +7.9% ) |
売上高 | |
---|---|
iPhone | 392億9600万ドル ( -0.9% ) |
Mac | 70億900万ドル ( +2.5% ) |
iPad | 71億6200ドル ( +23.7% ) |
Wearable & Home | 80億9700万ドル ( -2.3% ) |
Service | 242億1300万ドル ( +14.1% ) |
地域 | 売上高 |
---|---|
アメリカ | 376億7800万ドル ( +6.5% ) |
ヨーロッパ | 218億8400万ドル ( +8.3% ) |
中国 | 147億2800万ドル ( -6.5% ) |
日本 | 50億9700万ドル ( +5.7% ) |
アジア太平洋地域 | 63億9000万ドル ( +13.5% ) |
今期の決算は、売上高が前年同期比4.9%増、純利益は7.9%増と増収増益になり、全体としてアナリストによる市場予測は上回る結果となった。
売上の半数以上を占めるiPhoneについては、前年同期比0.9%減となる392億9600万ドルに。中国市場における売上不振が影響しているものとみられるが、アナリストの予測よりも急激な減少には至らなかった。
一方で、決算の好調を支えたのはiPad部門とサービス部門。特にiPadについては、今年5月に発売した iPad Air (M2) および iPad Pro (M4) の販売が好調だったとみられる。しばらく新型モデルが投入されていなかった反動で売り上げが大きく伸びた影響がありそうだ。
地域別の売上では、中国を除くすべての地域でプラスになっている。日本のマイナスにおいては記録的な円安が大きく影響しているものとみられる。前回決算で二桁台のマイナスを記録していた日本市場も5.7%増となった。
関連記事
・iPad Pro レビュー|M4チップで次世代の性能をゲットした新プロモデル。新型Magic Keyboardと組み合わせて2in1 PCライクな使い方が魅力
・MacBook Air レビュー |M3チップ搭載でパワーアップした、出張・旅行でピッタリなノートブック
Apple公式サイトで各種Mac製品をチェック
▼ ラップトップMac
・MacBook Air
・MacBook Pro
▼ デスクトップMac
・Mac mini
・24インチiMac
・Mac Studio
・Mac Pro
▼ Macアクセサリ
・Magic Keyboard
・Magic Trackpad
・Magic Mouse
・その他
▶︎ 学生・教職員向けストア
(画像:Apple)