シャープは5月8日、報道関係者向けに新製品発表会を開催し、新型ハイエンドスマートフォン 「AQUOS R9」 を発表した。
国内での発売は7月中旬以降を予定。また、台湾やインドネシア、シンガポールにおいても順次展開を予定している。
国内ではNTTドコモとソフトバンクでの取り扱いが決定しているほか、SIMフリーモデルも用意。SIMフリーモデルの価格は10万円前後を想定しているとのこと。
▼ 「AQUOS R9」 を各ストアで購入する
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「AQUOS R9」 7月中旬以降に国内発売
「AQUOS R9」 は、最新SoCやライカカメラ社監修の高画質カメラを搭載したほか、明るさが大幅にアップした画面などを特長とする新型ハイエンドスマートフォン。
端末デザインは、デザイナー・三宅一成氏が設立した 「miyake design」 監修によるデザインに一新。円でも四角でもない “自由曲線” によって囲われたカメラ周りなど、シンプルさと存在感を併せ持つデザインを採用した。
画面には最大240Hz駆動の 「Pro IGZO OLEDディスプレイ」 を搭載。画面の明るさが大幅にアップし、明るい日差しの下でも画面がより見やすくなった。
搭載SoCは、最新の 「Snapdragon 7+ Gen 3 Mobile Platform」 。ストレージ容量は256GBで、RAMは従来比約1.5倍の12GBを搭載。ゲームや動画アプリなどを起動していても快適に動作する。高度な処理が要求されるシーンでは、ストレージの最大8GB分を仮想メモリ化し、RAM容量を補うことも可能だ。
放熱システムには、AQUOSとしては初めてのベイパーチャンバーを採用。高い負荷がかかりやすい長時間の動画撮影やゲーム時にも軽快なパフォーマンスを実現する。
カメラはライカカメラ社が監修した高画質カメラを搭載。1/1.55インチの大型イメージセンサーを搭載し、光学式手ぶれ補正にも対応。被写体が物陰に隠れても動きを予測して追尾するAFを搭載したことで、シャッターチャンスを逃さず捉えることができるという。
動画では、遠近感のある動画を撮影できる 「シネマティックモード」 や夜間でも明るく撮影できる 「ナイトビデオモード」 を搭載。電子式手ぶれ補正と光学式手ぶれ補正を併用するハイブリッド補正にも対応する。
本体には、AQUOSとしては最大サイズのスピーカーを上下に配置。それぞれの音が干渉しないよう、スピーカーを本体内部の機構から独立させたBOX構造とすることで、大迫力でありながらクリアなステレオサウンドを実現した。
また、「Qualcomm Snapdragon Sound」 によるオーディオのロスレス伝送に対応し、ワイヤレスイヤホンの使用時にもCD相当の高音質で音楽を楽しめる。
今回の 「AQUOS R9」 は、生成AI搭載による留守番電話要約機能に対応。留守番電話に録音された内容をAIが要約して表示してくれるため、一目で用件を把握できる。
本体はIP68相当の防水・防塵に加えて 「MIL-STD-810」 準拠の耐衝撃性能に対応する。カラーはブルー・ホワイト・ブラックの3色展開。
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