ポケトークの米国法人が初の四半期黒字化。単月黒字化に続いての達成

ポケトーク株式会社は4月4日、同社の米国子会社であるPOCKETALK INCが四半期業績 (2024年1月〜3月期)において初の営業利益黒字化を達成したと発表した。2024年2月度の単月黒字化に続いての達成となる。

黒字化は、米国市場において移民が増加していることが背景にあるとのこと。移民の増加にあわせて、英語を母国としない児童や学生が増えており、これを受けて米国の一部学校ではAI通訳機 「ポケトーク」 を導入し、授業で使用したり、児童・生徒の親と学校の間におけるコミュニケーションにも活用されているとのこと。

「ポケトーク」 の導入数が増えていることに加えて、「ポケトーク」 を一元管理できる 「Ventana」 のサブスクリプション収益が売上を牽引し、対前年同期比で2.2倍の伸びを記録。四半期業績において初となる営業利益の黒字化に繋がったとする。

今後はAI通訳機 「ポケトーク」 の導入拡大だけでなく、教師の音声を取り込み、生徒がそれぞれの手元で同時通訳を受けられる 「ポケトーク ライブ通訳」 の試験導入も進め、さらなる売上拡大を目指す考えだという。

©POCKETALK CORPORATION
(画像:ポケトーク株式会社)

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