Twitterからの移行先として有力候補のMisskeyは一部招待制、Blueskyは新規登録再開中。各SNSの現状まとめ

現在、Twitterに突如としてツイート閲覧制限が設けられたことで、ユーザーの多くが自由にツイートを閲覧できない状態に陥っている。

この件を受けて、他のSNSへ移行したり移行を検討するユーザーが多くなっている。中でも有力候補とされているのが 「Misskey」 と 「Bluesky」 だが、現在どちらのサービスもTwitterユーザーの流入が激しくなっており、対応が迫られている状態だ。

当記事では、両サービスの現在の登録状況などについて簡単にまとめてみた。

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Misskey

(画像:Misskey)

Misskeyは、2014年からしゅいろ氏によって開発されている日本発の分散型SNS。管理者などが異なるサーバー (インスタンス) が複数存在し、いずれかのサーバーを選んで参加する方式が取られている。サーバー一覧はこちらからアクセス可能。

投稿は 「ノート」 と呼ばれており、最大3000文字まで投稿可能。ローカルタイムライン・ソーシャルタイムライン・グローバルタイムラインと呼ばれるそれぞれ公開範囲が異なるタイムラインを選んで投稿できる。各投稿には 「いいね」 ではなく、Unicodeに準拠した絵文字や管理者が追加したカスタム絵文字によって反応する方式。

Misskeyに関しては、サーバーの多くが新規登録を受け付けている状態。ただし、世界最大規模のインスタンス 「Misskey.io」 はユーザー数急増のため7月2日12:30頃に新規登録を一時的に停止したことを発表。pixivFANBOXにて600円以上支援することで招待コードを利用し優先的にアカウントを登録することができるようだ。

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Bluesky

(画像:Bluesky)

Bluesky」 は、Twitter共同創設者であるJack Dorsey氏が、同社に在籍しているなか立ち上げたプロジェクトから生まれたサービス。ポストTwitterになるのでは、と注目されている分散型SNSのひとつだ。

2023年2月より招待制のベータ版が提供されており、利用するにはWaiting Listに登録し、招待が来るまで待つか、すでに参加しているユーザーから招待コードをもらう必要がある。

Blueskyは、ユーザー数急増のため7月2日6:15頃に新規受付を停止中。現在インフラの拡張に取り組んでいる段階で、拡張完了後にも新規登録を再開する予定としている。

追記:2023年7月3日19:00 新規登録受付が再開されたことが判明。現在、招待コードがあれば新規でアカウントを作成することが可能だ。

Mastodon (マストドン)

(画像:Mastodon)

Mastodonは、2016年からドイツのオイゲン・ロホコ氏によって開発されている分散型SNS。管理者などが異なるサーバーが複数存在し、いずれかのサーバーを選んで参加する方式が取られている。

投稿は 「トゥート」 と呼ばれており、500文字まで投稿が可能。他の利用者をフォローすることで、その利用者の投稿を 「ホームタイムライン」 と呼ばれるカラム上で読むことができる。

Twitterのリツイートにあたる機能は 「ブースト」 と呼ばれており、星マークをクリックするとお気に入りトゥートとして保存しておくことができる。

マストドンについても、Misskeyと同様複数のサーバー (インスタンス) が立てられているが、ユーザー数急増のため一部インスタンスは新規登録用の確認メールが届かないなど新規アカウントの作成が困難になっているようだ。

くるっぷ

(画像:くるっぷ)

マンガやイラスト、小説、同人誌のサンプルを投稿できるTL型のWEBアプリ 「くるっぷ」 。

こちらも利用者が急激に増加した結果システム逼迫が起きていることから、利用制限を実施しているとのこと。利用制限中は、くるっぷmini/+の有料ユーザーのみに利用を制限しており、緩和次第、緊急モードの解除を行う予定と発表している。

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