現地時間6月5日、Appleは年次開発者会議 「WWDC23」 の基調講演を実施。同イベントのなかで、コジマプロダクションの小島秀夫監督が登壇した。
小島秀夫監督は、『DEATH STRANDING DIRECTOR’S CUT』のMac版を2023年末にリリースすると発表。近日中に予約受付も開始することも明らかにした。
Mac版『DEATH STRANDING DIRECTOR’S CUT』がまもなくリリースへ
小島秀夫監督によると、Mac版『DEATH STRANDING DIRECTOR’S CUT』は、Appleの最新のテクノロジーを最大限に使用したゲーム体験が可能だという。「Metal FX、アップスケーリングによる高精度なグラフィックをはじめ、Apple Siliconの高いパフォーマンスやモダンなレンダリングパイプラインを兼ね備えたMetal 3には驚かされた。」 とも話している。
また、この『DEATH STRANDING DIRECTOR’S CUT』を皮切りに、コジマプロダクションは今後の新タイトルもAppleプラットフォームで積極展開していくことも明らかにしている。
『DEATH STRANDING DIRECTOR’S CUT』は、2019年に発売したストランドゲーム『DEATH STRANDING』のリマスター。『DEATH STRANDING』に新たなストーリーやミッションなどの要素も追加した作品となっている。
『DEATH STRANDING』は、2019年にPS4向けに発売したオープンワールドアドベンチャー。突如発生した原因不明の大厄災 「デス・ストランディング」 によって分断され、孤立してしまった人類を再びつなぐため、主人公のサム・ポーター・ブリッジスは人々のために “未来” を運ぶ任務に赴く。
主人公サム・ブリッジズを演じるノーマン・リーダスをはじめ、マッツ・ミケルセン、レア・セドゥ、リンゼイ・ワグナーら世界的名優たちが出演したことも大いに話題となった。
なお、コジマプロダクションは『DEATH STRANDING』の後継作として、『DEATH STRANDING 2 (仮題)』を制作中であることを 「The Game Awards 2022」 で発表している。
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(画像:Apple/KOJIMA PRODUCTIONS)