今秋に発売が予定されている 「iPhone 15」 シリーズの上位モデルにあたる 「iPhone 15 Pro」 「iPhone 15 Pro Max」 の側面には、新たに感圧タッチ式 (ソリッドステート式) の電源ボタンと音量ボタンが搭載されると噂されていた。
しかし今年4月、著名アナリストのMing-Chi Kuo氏が、iPhone 15 Proシリーズへの感圧タッチ式ボタンの搭載について、技術的問題によって 「計画が見送られた」 との予測を伝えていた。
これについて、Bloombergの著名記者Mark Gurman氏が、自身のニュースレター 「Power On」 の最新号で言及。やはり感圧タッチ式ボタンの採用は見送られてしまったようだ。
(画像:9to5Mac/Ian Zelbo)
iPhone 15 Proへの感圧タッチ式ボタンの搭載はやはり見送りか
Mark Gurman氏によると、iPhone 15 Proのテストユニットには新しい感圧タッチ式のボタンがまだ取り付けられているものの、生産モデルへの搭載は中止されてしまったという。中止の理由は、製造の複雑さや部品コストの上昇、ソフトウェア統合に関する問題を懸念してのこと。
また、感圧タッチ式のボタンの採用は、来年のiPhone 16 ProとiPhone 16 Pro MaxになるとMark Gurman氏は予想しているようだ。
4月のKuo氏の予想に加えて、今回のMark Gurman氏の情報からも、今年のiPhone 15 Proシリーズに感圧タッチ式のボタンが採用される可能性はかなり低くなったと見て良いだろう。
iPhone 15シリーズに関しては、全モデルでDynamic Islandが採用され、底面のLightningポートがUSB Type-Cポートになると噂されている。
また、上位モデルのiPhone 15 Proシリーズについては、3Dレンダリング画像から筐体のエッジ部 (ガラスの縁部分とフレーム) がわずかにカーブすることで、筐体フレームとの継ぎ目がより少なくなると予想されている。
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