Appleは来月3日に新型HomePodを発売するが、その小型モデルとなるHomePod miniについては積極的に次期モデルの開発を行っていない可能性があることがわかった。
米メディアBloombergの著名記者Mark Gurman氏によると、AppleはHomePod miniの次期モデルについてはまだ取り組む段階ではなく、むしろ現行モデルに対して搭載できる主要機能をまだ開発中であり、現在はそちらに取り組んでいるとみられるという。
Mark Gurman氏は、昨年8月にAppleが新型HomePod miniのマイナーアップデートモデルの発売を検討していると述べていたが、その際には次期HomePod miniの発売時期やアップデート内容については言及していなかった。今回のレポートで、自らの予想を覆した形となる。
HomePod miniは、2020年10月に発表されたHomePodシリーズの小型モデル。初代HomePodのフォームファクターを変更し、機能や性能を抑えることで低価格で販売したエントリーモデル。来月3日に発売するHomePod(第2世代)の登場まで、しばらくHomePodシリーズで唯一のラインナップ製品として展開されてきた。比較的手頃な価格であることから、後継モデルの登場に期待がかかっている。
関連記事
・HomePod(第2世代)が発表、本日より予約開始。価格は44,800円(税込)
・HomePod miniが温度・湿度の計測に対応。長時間、大音量で再生する場合には精度低下する場合も