今日から、「Apple Retail Store」の名称が変更になるかもしれない。MacRumorsによると、Appleは公式ストアのApple Retail Storeの名称から「Store」の文字を削除したことが明らかになった。
今後は「Apple Store 銀座」ではなく「Apple 銀座」
実際に「Apple Store 銀座」などのストア紹介ページを見ると、ストア名の表記が「Apple 銀座」となっていて「Store」という文字が削除されているのが確認できる。
銀座だけでなく心斎橋や札幌などの日本中の店舗でも、同様に「Store」の文字が削除されており、世界中のストアにおいても同じ措置が取られているとのこと。
Appleは先日、Appleのオンラインストアの名称を「Apple Online Store」から「Apple公式ストア」と名称を変えており、販売店から「Store」という表記を変更する動きがある。
なぜこのような措置が取られているのかは今の所不明だが、それにはおそらく重要な意味があると思われる。
最近、Appleがアメリカに新たにオープンさせた新店舗型の「Apple Store」を見ると分かるのだが、Appleは販売店を単なる販売店から新たなコミュニティの場として活用しようとしている感がある。
例えば、先日オープンしたばかりの「Apple Union Square」では、年間を通じてイベントを開催するなど、製品の販売以外のプログラムが多数実施される予定だ。こういった動きから推測するに、Appleは「Apple Retail Store」の存在意義を変えようとしているのかもしれない。
ちなみに、Appleは今週末にも、従業員向け大規模ミーティングを開催する予定で、この名称の変更が正式に通知される予定であるという。
今後は「Apple Store 銀座」ではなく「Apple 銀座」。今までずっと「Apple Store」だったので少し言い慣れないかもしれないが、少しずつでも慣らしていこう。