今秋にリリース予定の 「iOS 16」 で、iPhoneのバッテリー残量の%表示が復活するようだ。
現地時間8月8日、Appleは開発者向けに 「iOS 16」 の最新ベータ版 「iOS 16 Beta 5」 を公開。同ベータ版を試したユーザーから報告が上がっている。
The battery percentage is back in the status bar with iOS 16 beta 5, and it looks lovely 🎉 pic.twitter.com/aY6zGBABQU
— Federico Viticci (@viticci) August 8, 2022
上記が、%表示を有効にしたときの実際の表示。バッテリーアイコンのなかに、バッテリー残量を%で表示できるようになるようだ。
この機能はオプションとして用意され、設定アプリから有効化することで表示可能になる。
The battery percentage indicator makes it’s debut on notched devices with iOS 16 beta 5! pic.twitter.com/uAOmPRTFhE
— Aaron (@aaronp613) August 8, 2022
あくまでもベータ版であるため、同機能が正式版としてリリースされるかは不明だが、以前より要望の多かった機能であることを踏まえると、今秋の正式リリース時に提供される可能性は高いだろう。
iPhoneのバッテリー%残量がなくなったのはiPhone Xから。ノッチのおかげで上部に十分なスペースが確保できなかったことから、バッテリーアイコンのみを残して%での表示機能を削除。確認するには、コントロールセンターやウィジェット等を使用する必要があった。
当然ながら%での表示ができなくなることによる不便さにユーザーからは不満の声が出ていたものの、その後に発売したiPhone XSシリーズやiPhone 11、iPhone 12はもちろん、ノッチの小型化により画面上部のスペースに余裕が生まれたiPhone 13シリーズでも復活することはなかった。今回の変更は、待望の機能復活と言えるだろう。
ちなみに、iPhoneのバッテリー残量の%表示は、iPhone XR、iPhone 11、iPhone 12 miniとiPhone 13 miniでは利用できないとのこと。