4月5日、Twitterのパラグ・アグラワルCEOは、同社取締役として米テスラCEOのイーロン・マスク氏を迎えたと発表した。同日、同氏の取締役就任を歓迎するツイートを投稿している。
マスク氏がTwitterの株式9.2%にあたる7300万株余りを取得していたことが、米国証券取引委員会が4日に公表した資料から判明していた。マスク氏のTwitter取締役としての任期は2024年まで。当のイーロン・マスク氏もパラグ・アグラワルCEOのツイートに呼応する形で 「Twitterを大きく改善するため、パラグ氏や取締役会とともに働けることを楽しみにしている。」 とコメントしている。
Looking forward to working with Parag & Twitter board to make significant improvements to Twitter in coming months!
— Elon Musk (@elonmusk) April 5, 2022
なお、イーロン・マスク氏が取得した株式7300万株の価値は約28億ドル、日本円では約3400億円に相当する。同取引により、イーロン・マスク氏はTwitterの筆頭株主となっている。
マスク氏は以前からTwitterに関して 「言論の自由が守られていない。」 などの批判を行っており、新たなSNSサービスを創出するなどと発言しており注目が集まっていた。また、先月25日にはTwitterのサービスに関するアンケートを投稿したほか、今月5日には 「Twitterに編集ボタンが必要か?」 と問うアンケートを投稿している。
8000万人以上のフォロワーを持ち、電気自動車や宇宙ビジネスなどテック業界の先頭に立つエグゼクティブであるイーロン・マスク氏が加入したことで、Twitterは今後どのような変貌を遂げていくのだろうか。