Appleは2019年に、純正ディスプレイ 「Pro Display XDR」 を発売した。「Pro Display XDR」 には32インチ・6K解像度の画面が搭載され、画面性能に優れていることで有名だが、価格が高額であることも有名。
Nano-textureガラスモデルになると約60万円で、Mac Pro一台が買えてしまうほど。欲しくても手が出せないという人もいるのではないだろうか。
そんな方は、「Pro Display XDR」 の廉価モデルの登場を待ってみると良いかもしれない。現在Appleは少し値段を抑えた純正ディスプレイを開発中で、早ければ2022〜2023年にも登場するようだ。Bloombergの著名記者Mark Gurman氏が、最新のニュースレターのなかで伝えている。
「Pro Display XDR」 の廉価モデルが近い将来に発売か
Mark Gurman氏によると、Appleは低価格のモニターを開発している。低価格と言っても 「Pro Display XDR」 の半分程度とのことなので、およそ25〜30万円、MacBook Proと同じくらいかそれよりもすこし安い価格になるとみられている。
この廉価モニターは、「Pro Display XDR」 から画面輝度を少し落とすなど性能を下げることで、価格を抑えたモデルになるとのこと。画面サイズは 「Pro Display XDR」 より僅かに小さくなる予定だという。
Appleは、これまでも複数の純正ディスプレイの開発に着手していると報じられてきた。一部では24インチあるいは27インチのディスプレイを開発していると伝えられており、いくつかのラインナップを用意している可能性がある。
より具体的な登場時期についてはまだ明らかになっていないものの、昨年の段階で 「開発の初期段階」 とされていたことから、発売までにはまだ少し時間がかかる可能性がありそうだ。Mark Gurman氏は 「in the coming year (今後1年で)」 とやや希望的な言い方をしていることから、発売は2022年ではなく2023年になる可能性もあることに注意していただきたい。
(via 9to5Mac)
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