現地時間10月18日、Appleは新製品発表イベント 「Unleashed.」 を開催。同イベントの中で、14インチ・16インチ 「MacBook Pro (2021)」 を発表した。
新型14インチ・16インチMacBook Pro (2021) が正式発表
今回発表された 「MacBook Pro (2021)」 は、Mac用に開発されたプロ向けチップ 「M1 Pro」 「M1 Max」 を搭載し、本体デザインを刷新した最新モデル。
モデル名を表す 「MacBook Pro」 の文字は、以前まであったディスプレイ下ではなく、本体底面に移動した。
新型MacBook Proには、14インチモデルと16インチモデルの2種類が用意される。
14インチモデルは14.2インチのミニLEDディスプレイを搭載。解像度は3024×1964 (590万ピクセル)。16インチモデルは16.2インチのミニLEDディスプレイ、解像度は3456×2234 (770万ピクセル) となっている。どちらもミニLEDディスプレイを採用し、最大輝度は1,000ニトで、ピーク輝度は1,600ニトとなっている。
最大120Hzの高リフレッシュレートに対応したProMotionテクノロジーに対応。リフレッシュレートは24H〜120Hzに自動で可変するが、リフレッシュレートを120Hzに固定することも可能。なお、画面上部にはiPhoneでお馴染みのノッチが搭載されているが、Face IDは搭載せずFaceTime HDカメラが内蔵される。
プロセッサはAppleが独自の開発した新型Apple Siliconチップ、M1 ProとM1 Maxが14インチモデル、16インチモデルの両方に用意されている。
M1 Proは8コアCPU、14コアGPUのものから10コアCPU、16コアGPUのものまで選択可能。M1 Maxは10コアCPU、24コアGPUのものから、10コアCPU、32コアGPUのものまで選択可能。
先代からトランジスタが2倍になり、処理が先代モデル比70%高速化されている。
メモリ容量は16GB、32GB、64GBの3種類が用意さており、容量を増やすことで一般的なノートPCでは作業できないようなグラフィック処理も可能になる。ストレージは512GB、1TB、2TB、4TB、8TBまで選択可能。
電源アダプタは14インチモデルが67W、96W、16インチモデルが140W出力に対応したモデルが付属する。
新たに搭載されるM1 ProとM1 Maxプロセッサは、省電力性能に優れており、バッテリー持ちは16インチモデルが最大21時間、14インチモデルが最大17時間。
そのほか、Touch Barが廃止されファンクションキーが復活。さらに搭載ポートも見直され、Thunderboltケーブルが3つ、MagSafeポートx1、HDMIポート、SDカードスロット、3.5mmヘッドホンジャックが搭載されている。
外部出力は、M1 Proチップ搭載モデルが最大2台のPro Display XDRへ、M1 Maxチップ搭載モデルが最大3台のPro Display XDRへ出力可能。
スピーカーは14インチ、16インチモデルともに2つのツイーターと4つのツイーターが搭載。空間オーディオをサポートする。
MacBook Pro (2021)の価格は14インチモデルが239,800円(税込)~、16インチモデルが299,800円(税込)~。カラーはシルバーとスペースグレイの2色から選択可能だ。本日から予約受付が開始され、発売は10月26日を予定している。
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