新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、入店の際にマスクの着用を必須としていたApple Store。米国内におけるワクチン接種の普及を受けて、ついに今週からマスク着用を必須要件から外すことがわかった。米メディアBloombergが現地時間13日に報じている。
米国Apple Store、コロナワクチン接種済みの顧客に対してマスク着用の要請を終了へ
Bloombergによると、Appleは米国内にある直営店に来店する顧客に対して、コロナウイルスのワクチン接種済みの場合マスクの着用を必須としないとのこと。従業員は引き続きマスクを着用する方針だが、顧客ひとりひとりに予防接種をしたかどうかを尋ねることはなくなるという。
この方針はすでに従業員に伝えられており、今週火曜にも開始されるとのこと。またカリフォルニア州クパチーノにある本社で働く従業員向けにも、予防接種を終わらせた人からマスク着用の義務化を終了する予定のようだ。
こういった緩和はまだ全ての施設で行われるわけではないようだが、出社が全面解禁となり、個人が通常活動に戻れる “フェーズ3” に移行した多くの場所で行われる予定。さらにソーシャルディスタンスを取ることについても緩和する方針だとBloombergは伝えている。
これらの緩和は、新型コロナウイルスのワクチン接種が米国内で進んでいることが影響している。米国では100人あたりの摂取回数が91.8人 (6月11日時点/出典:日本経済新聞) に達しており、ワクチンを摂取した一部の人たちはマスクを装着せずに外出するようになり、同様の緩和はAppleだけでなくウォルマートやターゲットなどの大手小売店、スターバックスなどの飲食店でも実施されている。
ちなみに日本ではまだワクチンの普及は進んでおらず、今月20日に10都道府県がようやく緊急事態宣言から脱する予定だが、依然としてマスク着用はApple Storeへの入店時の必須要件となる。なお、国内で展開されているApple Storeは短縮営業を継続しており、営業時間は以下のとおりとなっている。
ストア名 | 営業時間 |
---|---|
Apple 銀座 | 11:00〜20:00 |
Apple 丸の内 | 11:00〜20:00 |
Apple 新宿 | 11:00〜20:00 |
Apple 渋谷 | 11:00〜20:00 |
Apple 表参道 | 11:00〜20:00 |
Apple 川崎 | 11:00〜20:00 |
Apple 京都 | 11:00〜20:00 |
Apple 心斎橋 | 11:00〜20:00 |
Apple 名古屋栄 | 10:00〜20:00 |
Apple 福岡 | 10:00〜20:00 |
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