1月29日、Appleは中国の春節(旧正月)を記念したショートムービー 「Chinese New Year – Nian」 を公開した。また同時に、本ムービー撮影の際のメイキング動画も公開されている。
中国の春節を記念したショートムービー 「Chinese New Year – Nian」 が公開
今回公開された動画は、約12分と広告動画としては長い尺でかつシネマチック。まさにショートムービーと呼ぶにふさわしい作品になっている。
監督は、世界で最も注目される女性監督のひとり、ルル・ワン氏。2020年に公開した映画『フェアウェル』では、全キャストにアジア人を採用したハリウッド映画として初めてゴールデングローブ賞にノミネートされるなど実績のある監督だ。
ショートムービーは、ひとりの少女の葛藤と成長を描く。
少女は怪物ニエンと出会う。ニエンは中国で有名な怪物で、大晦日になると人々に危害を加えると恐れられるが、人々はニエンが赤色と大きな音、火を恐れることを知っており、ニエンを追い払うため新年には赤色の飾りと爆竹を鳴らす。中国の伝統文化だ。
ニエンと遭遇した少女は、餅を盗まれたことをきっかけにニエンがそんなに恐ろしい怪物ではないことを知り、次第に仲良くなる。しかし、そのニアンは実は……。
内容としてはハートフルなものになっているが、ワン監督曰く、この物語は成長とファンタジーの世界の狭間に捕まった少女を描いたものであるとのこと。
ショートフィルムは中国音声、英語字幕で視聴することが可能だ。日本語では残念ながら視聴できないが、気になる方はぜひご覧いただきたい。
ちなみに本ムービーはiPhone 12 Pro Maxで撮影されている。メイキング映像も公開されているため、そちらもぜひご確認いただきたい。
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