次期iPhone 13シリーズは、デザインが大きく変わらないマイナーアップデートになりそうな予感だ。
先日、次期iPad ProやiPad miniに関して情報を伝えていたMacお宝鑑定団Blog(羅針盤)が、iPhone 13シリーズに関しても詳しい情報を伝えている。
iPhone 13 Proにセンサーシフト光学式手ぶれ補正が採用か
Macお宝鑑定団Blog(羅針盤)が中国サプライヤーから入手した情報によると、iPhone 13シリーズは本体の厚みは従来より0.26mm増すものの、基本的にはiPhone 12シリーズの筐体デザインを継続採用するという。
背面カメラに関しては、先日伝えていた次期iPad Proのカメラと同様、カメラユニット全体は出っ張るがレンズカバー部分の出っ張りがなくなりスマートなデザインに。
ただしカメラユニット全体の出っ張りは従来よりも約0.9mm増となり、カメラユニット全体をサファイアガラスでカバーするデザインに変更されるとのこと。従来も背面カメラにはサファイアガラスが採用されていたが、あくまでレンズのみをカバーする仕様だったことから、iPhone 13シリーズではカメラユニット全体にキズがつきにくくなりそうだ。
またiPhone 13 Proの背面カメラユニットがiPhone 13 Pro Maxと同じサイズになっていることから、iPhone 13 Proにも 「センサーシフト光学式手ぶれ補正」 が採用されている可能性があるという。
センサーシフト光学式手ぶれ補正は、内蔵ジャイロで手ぶれを検知してイメージセンサーを動かすことで光軸を調整する方式のことで、これに対し光学式手ぶれ補正は、レンズやセンサーを物理的に動かすことで光軸を調整する仕組み。iPhone 12シリーズでは、最上位モデルであるiPhone 12 Pro Maxの広角レンズのみにセンサーシフト光学式手ぶれ補正が採用されていた。
さらに中国サプライヤーによると、ディスプレイ上部にあるレシーバーが筐体の端ギリギリまで移動しており、TrueDepthカメラの幅が細くなっているとのこと。これまで噂されてきたノッチの小型化がついにiPhone 13シリーズで実現する可能性がありそうだ。
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