Appleは来年前半に新型iPad ProとMacBook Proを発売する計画なのかもしれない。現地時間11月29日、台湾業界紙DigiTimesはAppleの次期製品に関する情報を報じた。
同メディアによれば、Appleはこれらの新型モデルにミニLEDディスプレイを搭載する計画であるとのこと。iPad Proについては従来の予想を繰り返した形だが、MacBook Proについてはこれまで “2021年後半” と伝えられていたことから発売時期がすこし早まった可能性がある。
ミニLED搭載MacBook Pro・iPad Proが2021年前半に登場か
DigiTimesによると、ミニLEDディスプレイを搭載したiPad Proは2021年第1四半期、MacBook Proは2021年第2四半期に投入予定で、これら製品のサプライヤーはほとんどが生産準備を完了している段階とのこと。ミニLEDディスプレイを搭載したiPad ProはFoxconn TechnologyとCompal Electronicsが生産し、MacBook ProについてはQuanta ComputerとFoxconnによって生産されるとみられる。
ただし今回のDigiTimesの報道で気になるのは、“M1チップ” を搭載したMacBook Proが2021年第2四半期に投入されると伝えていること。次に登場するMacBook Proは今月発売したMacbook Proの上位モデルである可能性が高く、M1チップのさらに上の性能のものが搭載されると予想されている。もしDigiTimesの言うとおりM1チップが搭載されるのだとしたら、来年発売する新型MacBook Proと今月発売したばかりのMacBook Proは同等の性能を持つ可能性があることに。
来年前半に登場するMacBook Proは、今月発売したMacBook Pro(M1, 2020)のディスプレイをミニLEDに変更したものなのか、それとも上位MacBook ProにM1チップとミニLEDディスプレイを搭載する計画なのか。これについてDigiTimesは述べていないため詳細は不明。
ちなみにTF International Securitiesの著名アナリストMing-Chi Kuo氏は、2021年後半に新デザインを採用した新型MacBook Proが登場予定であると伝えている。どちらの情報が正しいのかは分からないが、少なくとも来年後半にはミニLEDディスプレイを搭載した新型MacBook Proが登場することになりそうだ。
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[ via MacRumors ]