現地時間9月8日、Appleは新製品を発表するスペシャルイベント 「Time flies.」 を9月15日(現地時間)に開催することを正式に発表した。
今回のイベントは新型コロナウイルスの影響を考慮し、メディアやジャーナリストらを招待せず、オンラインのみでの開催となる。イベントは9月15日午前10時(現地時間)から配信予定。日本時間では9月16日(水)深夜2時から配信開始となる。発表の内容は、Apple公式サイトから誰でも視聴することが可能だ。
Appleの新製品発表イベントが日本時間9月16日に開催へ
今回のイベントで発表される新製品については、いつもながら詳細は明らかになっていないが、これまでの経緯を考慮すると新型iPhoneやApple Watchが発表されるものとみられる。また、これまでのリーク情報などから新型iPad Airや紛失防止タグ 「AirTag」 などが発表される可能性が高そうだ。
追記
Appleの新製品発表イベントの案内を見事言い当てた著名リーカーMark Gurman氏によると、16日のイベントは新型Apple WatchとiPadの発表のみで、新型iPhoneは10月まで発表されない予定であるとのこと。
新型iPhoneについては、今年は下位モデルの5.8インチ・6.1インチモデル、上位モデルの6.1インチ・6.5インチモデルの計4種類が発表されると予想されている。
いずれのモデルも5G通信に対応し、A14チップが搭載、上位モデルはトリプルレンズカメラ、下位モデルはデュアルレンズカメラが搭載される見込み。カラーラインナップの詳細は不明ながら、上位モデルに新たにダークブルーモデルが追加されるとの噂だ。
新型Apple Watchに関しては情報が少ないものの、各リーカーやメディアからの情報では新たに血中酸素飽和度の検出が可能になるとのこと。
さらに、今回のイベントでは新型iPad Airが発表される可能性も指摘されている。新型iPad Airはベゼルレスデザインの採用によりiPad Proライクな端末に生まれ変わる予定で、これまでiPad Pro専用となっていたApple Pencil(第2世代)やMagic Keyboard for iPad Pro、Smart Keyboard Folioがサポートされるという。
ただし、iPad Proとは違ってFace IDは搭載されず、代わりに電源ボタンにTouch IDが搭載される。背面カメラもシングルレンズカメラになるとみられている。
紛失防止タグ 「AirTag」 は、財布やカバンなど大事なものにくくりつけておくことで紛失や盗難を防止できる便利アイテム。
音を鳴らしてアイテムの位置を見つけることができるほか、iPhoneのARカメラを使って目視によるアイテムの位置を探す機能も用意されると言われている。また、紛失したとしてもAirTagの通信範囲に出入りすると自動でiPhoneに通知が届くなどの仕組みも用意されているようだ。
本体はコイン電池が内蔵されていて、それによって駆動する仕組みになっているとみられており、バッテリーが切れたらユーザーの手で適宜交換できると予想されている。
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