iPhone 12シリーズはバッテリー容量が大幅減?駆動時間が短くなる可能性

iPhone 11 Pro Max (via iFixit)

今年後半、Appleは次期iPhoneこと 「iPhone 12」 シリーズをリリースする計画。依然としてCOVID-19(新型コロナウイルス)の影響で正確なリリース時期は不透明となっているが、とあるユーザーの報告によれば今年のiPhoneは現行モデルに比べてバッテリー容量が少なくなる可能性があることがわかった。

現地時間13日、MySmartPriceが中国Weiboユーザーの投稿を伝えている。

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iPhone 12シリーズは現行モデルよりもバッテリー容量が少ない?

中国Weiboのユーザーによれば、次期iPhoneに搭載予定の3つのバッテリーが韓国の製品安全情報センター、中国CCC制度などに登録・認証されたという。

見つかったバッテリーは以下の3つで、それぞれ搭載されるモデルと型番、バッテリー容量が明らかになっている。

  • iPhone 12 (A2471):2,227mAh
  • iPhone 12 Max (A2431):2,775mAh
  • iPhone 12 Pro (A2431):2,775mAh
  • iPhone 12 Pro Max (A2466):3,687mAh

今年の新型iPhoneは全部で4種類と予想されており、下位モデルの 「iPhone 12」 シリーズと上位モデルの 「iPhone 12 Pro」 シリーズに分けられるが、そのうちiPhone 12 MaxとiPhone 12 Proのバッテリー情報は同じものになっている。その理由は、両モデルは同じ6.1インチの画面が搭載される予定で、筐体サイズもほとんど同じであることから、搭載されるバッテリーも同じものである可能性があるということ。バッテリー駆動時間もほとんど変わらない可能性が高い。

この情報からわかることは、次期iPhoneの内蔵バッテリー容量は現行モデルのiPhone 11に比べて少なくなる可能性があるということ。

以下がiPhone 11シリーズとiPhone 12シリーズのバッテリー容量の違いとなる。

2019年 2020年
iPhone 11 6.1インチ 3,110mAh iPhone 12 5.4インチ 2,227mAh
iPhone 12 Max 6.1インチ 2,775mAh
iPhone 11 Pro 5.8インチ 3,046mAh iPhone 12 Pro 6.1インチ 2,775mAh
iPhone 11 Pro Max 6.5インチ 3,969mAh iPhone 12 Pro Max 6.7インチ 3,687mAh

上記表を見ればお分かりいただけるように、iPhone 12シリーズはいずれも昨年モデルからバッテリー容量が減っていることが確認できる。中には10%程度もバッテリーが少なくなっているモデルもある。

もし今回の情報が正しいと仮定するなら、今年の新型iPhoneのバッテリー駆動時間は短くなってしまう可能性が出てくる。昨年のiPhoneは大容量のバッテリーが搭載され、連続駆動時間が伸びたことが大きく評価されていたように、ふたたび駆動時間が短くなってしまうことをユーザーはあまり望まないのではないだろうか。仮にiPhoneの消費電力が少なくなっていれば、仮にバッテリー容量が減ったとしても駆動時間は大きく変わらない可能性もあるが、果たして今年の新型モデルはどうなるのだろうか。

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[ via MacRumors ]

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