2020年後半に発売するとみられる次期iPhoneには “ハイエンド” なカメラが搭載される可能性があることがわかった。著名アナリストMing-Chi Kuo氏が現地時間7月3日に投資家向けレポートの中で言及した。
iPhone 12にはハイエンドカメラレンズが搭載か
Ming-Chi Kuo氏によれば、次期iPhone向けのハイエンドカメラレンズが台湾LARGAN Precisionによって製造され、7月中旬頃から出荷が開始されるとのこと。
このカメラレンズの仕様について、今回のレポートでKuo氏は、“ハイエンド” なカメラとしか言及していないが、今年3月の時点で、次期iPhoneの5.4インチモデルと6.1インチモデルには1/2.6インチ、6.7インチの画面を搭載する最上位モデルは1/1.9インチの7枚構成レンズが広角カメラに搭載され、最上位モデルの背面カメラにはセンサーシフト式の手ブレ補正機能が搭載されると伝えていた。その後は情報をアップデートしていないことから、おそらくこの予測から変更はないものとみられる。
ちなみに次期iPhoneについては発売が例年から遅れる可能性が指摘されている。カメラレンズの製造自体も4~6週ほどの遅れが発生しているため、iPhoneの組み立てが遅れ、最終的な発売時期についても遅れる公算が大きくなっている。他メディアの情報によれば、Appleも遅れを取り戻すために精一杯動いているというが、現状のままでは発売の遅れは必至と言われている。
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[ via MacRumors ]